違和感のある話

 

 

年に何回か日本における人種差別問題にアイヌを利用してるメディアがあります。なぜ、アイヌだかなのでしょうか。

 

元々日本ではなく交流の乏しい場所として、沖縄奄美がありますが、これらの地域は江戸時代に薩摩(鹿児島あたりの)の島津家が侵略したことで日本に吸収されました。沖縄奄美は琉球王国として栄えていました。今でも残る当時の独特な地名や人々の名前があります。その琉球王国の名残が観光地化して有名なのが首里城。日本ぽくなくて違和感あります。

 

そんな沖縄奄美にも先住民はいたのでしょうが、なぜか先住民族として日本国から「差別すんな」法令が無い。北海道のアイヌにはあるのになぜ侵略され国を崩壊させられた沖縄奄美には無いのでしょうか。

 

記事の中に「無知」と何度か出てきましたが、アイヌ特集とはいえ、報じているメディア自身も無知なのを隠してます。しかし、常識なことなので無知では無いとは思いますが、大事な部分を隠して報じることに問題がありますね。

 

アイヌの人たちは毎度「マイノリティ」だと自身らのことを言いますが、儂からすればマイノリティになりたがっているようにしか見えません。

 

生まれや血統に、アイヌの血や地域が含まれていようが、アイヌの誇りはマイノリティにはならないのです。

 

例え話に出てきた義理の父の血統。

義父「お腹の子もね、きっと絵がうまいでしょう」

嫁「えっどうしてですか?」

義父「いやほら、アイヌの血が入っているもの。我々とは違いますよ

嫁「はぁ、そうですか…」

義父「みんな平等平等!」

嫁「本人は1ミリも悪気ない」

 

アイヌの血を褒めていることに、差別されてると思い込む嫁。これを差別だと思う事自体が間違えている。素晴らしい血がお腹の子に流れて幸せだね。という言葉が差別となるとアイヌのことを良く言う事さえも出来なくなる。

 

よく、立派な成績を残したアスリート同士の婚姻で産まれてくる子供もさぞかし立派なアスリートになるだろう。と人々は口々にいうもの。

これに対し、アスリート差別だ!なんて思う事はあっても発言するアスリート夫妻は今のところいません。

これなんてアイヌ以上にマイノリティですから。立派な成績を残したアスリート同士の婚姻の確率はかなり低いので。

 

また、天皇家の血筋である安倍とか麻生とか。あの辺の人達は懐を肥やすことだけ特化した政治家ですが、彼らもまたマイノリティですね。

なかなか、一般には居ないタイプの政治家でした。敬われる天皇家の血筋を持つ懐肥やし隊隊長ですから。

 

現に、アイヌの血を継ぐことを誉れと思う人はマイノリティであっても喜びに感じているので、不遇には思わないはずなんです。

儂の血筋も遡れば武士で両親とも武家です。生きていて何の得もありませんが、先祖が武家というだけで心の持ち様が違います。歴史好きなので特に。

父方は清和源氏の系統なので歴史を語る上でのモチベーションは格段に上がります。

 

儂自身は性的マイノリティの部類ではありますが、それを理由に「差別すんな!」とは特に思いません。

とはいえ、精神が安定してないので、時々思う事はあります。そこは否定しませんが。アイヌの人たちのように、常日頃から「差別すんな!」というマイナス思考では生きていません。むしろ、公にした事でスッキリとして自分らしく生きていられます。

 

アイヌの人達は、どうしていつもマイナス思考で生きてるのでしょう。コスプレおばさんと揶揄したコスプレおばさん本人は恥じて欲しいという気持ちはありますが、だからといって、種族をマイナス思考で生きる事の方がよほど先祖を貶めていることになります。もっと胸を張ってマイノリティであることを喜び生きて欲しいですね。

 

純粋なアイヌが居ようが居まいが。そもそも、純粋な日本人なんて居ないんですから。そこから矛盾があるのです。

島国ですが、日本には大陸からオセアニアからの人が卑弥呼の時代より前から今に至るまで多くの人達が渡ってきています。移住すれば血を交わすこともある。記録として残っていないだけで、日本にはたくさんの異文化の血が流れている。だから、縄文顔・弥生顔などと言う説もでてくる。

純粋な日本人がいるわけがない。だから、アイヌに純粋なアイヌ人がいるわけがない。

 

マイノリティを喜べるようになると嬉しいものなので、是非考え方を改めて楽しく生きて欲しいですね。