先日食べた


イチゴパフェ

どこで食べたと思う?


ばんどう太郎だよ!


知ってる?ばんどう太郎

儂は知っては居るけど、4年に1回くらいしか行かないからな。


儂はイチゴの季節にパフェを食うのが最高のひと時なんじゃよ。

でな、写真から見てわかると思うが、出来の良いイチゴパフェなんじゃよ。


まず、出来の悪い客をバカにしたパフェというのが、嵩増しパフェ。嵩増しパフェの代表例がなんやったかな。オカンが言うには、ガラスの中はカリッカリで水分度zeroのアレ。コーンフレークやないか。それが嵩を増して大きく見せてくる。

最後の最後までコーンフレークで口の中を傷つけて腹膨れたやろさぁ帰れ!と言わんばかりのパフェがこの世に多数存在する。


今回4年に1度のばんどう太郎にて頼んだパフェが最後の最後までイチゴで儂のハートを鷲掴みしてくれた。ありがとう。パフェ太郎。


そんな、パフェ太郎で一応飯を食ったのだが、パフェで帳消しにされたから少し紹介が遅れた。


パフェ太郎もといばんどう太郎は、和食のお店なのだが、和食が本来売りにしている。しかし、パフェに力が入りすぎたのかそれとも単に料理長がバイト君だったのか分からないが。


儂が食べた天丼と蕎麦のセット。これが非常に残念でして。

まず、蕎麦を食べるのだが、一本が長すぎませんか?程よい長さってもんがあるでしょ?まぁそこは減点にはならんのだが、持ってきた兄ちゃんに「蕎麦湯はないの?」と言わないと持ってこないシステムにガッカリ。和食屋で蕎麦食ってる客に蕎麦湯を言われないと持ってこないシステムは不味いでしょ。パフェ太郎さん。


言われないと出来ないパフェ太郎。

蕎麦はそれなりに食べて、さぁ、天丼じゃい!

天丼は見るからに不味そうなのだ。タレの色が尋常じゃないためか天丼というよりソース丼みたいな色。天丼エースのエビを食べ終わると後は地獄の黒い塊を食うだけになる。とにかく黒い。食べて何食ってるのかようやくわかる。天丼で好きなのはエビ。よりも、野菜がかなり好き。

その野菜は食べるまで何かわからないくらい黒い。まるで闇鍋。なんとなく分かると思うだろ?形状とかで。それは結果論だ。その場ではわからん。儂の知ってる野菜の天ぷらは、野菜の色を醸し出してる。そう。かもすのである。


パフェ太郎の天丼は、それはそれは単に黒いだけのゴミを乗せたのを客に食わせるのだ。それがパフェ太郎の真髄なのである。


ゴミと化した野菜たちで最もアクセントになるかぼちゃの天ぷら。薄く切られたかぼちゃの天ぷらをバラン代わりに配置してくれる。食べられるバランであるかぼちゃの天ぷらが、ガリっと音がするんだ。衣がしつこいのではなくかぼちゃの皮がマジもんの皮でシートのように一本スルスルと口の中から出す事ができた。まるで、万国旗を口から出すマジックのように。美味しいかぼちゃは、皮まで美味しいのではあるが、その皮は一応硬い部分を除去して提供するのだが、パフェ太郎では、そのまま提供するので皮と分離出来たら口から出せよ。と言う事らしい。身の部分のかぼちゃも美味しくなかった。まだ、今は回らなくなった回転寿司のかぼちゃの天ぷらの方が美味い。


舞茸の天ぷらも食べるまで分からない。なんかゴロンとしたデカい天ぷら。でもまぁ値段からして肉ってことはないから消去法で舞茸かもと思いながらカプ。申し訳なさそうに舞茸が顔を出す。中も茶色な舞茸さん。タレがしつこいらしい。本来の舞茸は、衣を取ると白い素肌を見せてくれる。その美しさにむしゃぶりつくものなのだが、タレで汚されてる。哀れな舞茸さん。


天ぷらの下のご飯もタレまみれ。パフェ太郎って何が1番の売りなんでしょう。やっぱり、和食屋ですし、イチゴのパフェですか?1,200円の価値はありますよ。


でも最後に言いたい。皿の上にある小瓶。アツアツのソースらしいのだが、持ってきた時には傾けても出てこないくらいヒエヒエなソースでしたよ。スプーンで掻き出せというのか。まぁそんな得体の知れないソースは要らん。


蕎麦湯もロクに持ってこれないようなパフェ太郎にパフェソースなんぞ気色悪くて掛けられるか。台無しにさせるつもりだろ?天丼の恨みは忘れへん。


おのれ!パフェ太郎!パフェだけ食いに行くからな!覚えてろ!くそが!