海外の文化の影響を受けなかったメイドインジャパンって日本にあるのだろうか。


こう考えたら日本に、海外から文化の影響を受けずに独自の文化が発展することのあったメイドインジャパンというものがあるだろうか。


と、考えると何があるのだろうか。


爪切りを例えにしている人がいた。

現代の爪切りは、ネイルニッパーというものです。

このタイプですよね。

挟んでパチンパチンと切るタイプ。

大正時代にヨーロッパのドイツから伝わり日本でも生産されるようになった。という歴史がある。


ハサミ✂️のタイプの爪切りは明治頃から既にある。


では、ハサミ✂️は日本の文化そのものなのか?

紀元前には既に発明されており、ギリシアが最初とかなんとか。

日本には中国から奈良時代には渡来している。


日本発祥の文化でメイドインジャパンとなるモノなんてあるのだろうか。ほとんどのモノが、海外からの文化が渡って来たものばかり。


神社仏閣で見られる宮大工なんて、大陸から伝わったものです。木造建築で1000年以上現存してるのは、異常なこと。それらを支えるのは、宮大工という特別な製法で建てられているところ。

釘を一切使わないことで、長持ちさせられる。


宮大工の元は、大陸の人々が建築し日本に移住してきた。宮大工の活躍を見て日本の文化だと思うことが多く見られるが、元は大陸の人達なのにな。と思う事ばかり。


メイドインジャパンと言ってるあたりから海外から影響されまくってます。

日本産ではダメなんですかね。


純日本産


海外から影響を受けずに独自の発展をしたと言われがちな「着物」


衣服というのは、独自に発展させやすいものではあるが、「着物」の大きな発展には、海外から影響を受けたことが確認されている。


大陸と関係を持つ事で「着物」は大きく発展した。色使いや装飾は、影響なしではここまで発展しなかった。当時の日本人も見慣れた色や柄でも良いだろうが、楽しみな部分は無かっただろう。しかし、海外(大陸)と関係を結ぶことで、デザインが変化することで、新たな発展に結びつく。


有名な着物の柄として、「龍」があるが、日本には龍という架空の生き物は無い。全ては大陸で信じられていた「龍」が何らかの形で輸入され、着物のデザインになった。

カッコいいと思ったから今の時代にも伝わる柄なんじゃないかな。


着物は純日本産だろうか。かなり海外から影響を受けている。影響されたからこそ大きく発展し現在にも残るのでは?


着物がこれでは、海外に影響されずに独自の発展した純日本産というものはあるのだろうか。


電球を最初に所持したのは日本人説がある。

タイムスリップしたのではないかと言われてる人物。とはいえ、某ドラマに出てきた田中久重ではない。先に言っておく。


日本で発明され日本独自の発展をしたというモノは多分無いんじゃないかな。


あるとすれば、食文化になるのかも。


たぬき汁とかボタン鍋などは、古くから日本にあり海外から入ってきたものではない。教科書にも載る土器なんて鍋そのものです。

稲作が始まる前は、狩猟が盛んだと考えたら狸や猪を捕獲して鍋にしててもなんらおかしくはない。


日本人は、昔から肉は食ってたからね。

若い子は知ってるだろうが、中年以上の人は明治維新で肉を食うようになったと勘違いして覚えてる人が未だいます。あれは、牛肉を食べるという習慣が入ってきたのであり、それ以前から肉は一般庶民も食べていた。貴重ではあったが。だから当時、皮を剥いだりする業者がいたり部落として集まっていたりした。単純に、日本で牛を家畜化してなかっただけ。

野生の動物の皮や毛は、当時から人気のある商品だった。肉はそのまま売りに出せないから猪をボタンと呼び誤魔化していた。肉は焼いたり煮たりする以外に、燻製させたりして保存食にもしていた。


これらは、多少海外(大陸)からの影響もあったかもしれないが、日本独自の文化で発展し明治以降の日本でも発展した。これこそが、純日本産なんじゃないかな。




結論

和食はほぼ海外からの影響を受けずに成長した分野である。と思う。


天ぷらは和食だとは思ってないぞ!天ぷらは、輸入なんだからな!

納豆も豆腐もじゃい!


卵かけご飯は、純日本産じゃないかな。

卵かけご飯こそが和食だと思う。