射撃練習と禅
初めて射撃を教えてくれたのは、ハワイ射撃チャンピオンでGunsmith(銃の掃除や調整をする人)の近所のおじさん。
おじさん曰く、It’s like Zen when you shoot. (銃を撃つ時は禅の心境だ。)
へえぇぇ、そうなん⁈とちょっとびっくり。
精神を統一して真理を追究するという事が禅に通じるものがあるらしい。少々こじつけ?と思ったけど、いざ射撃の練習を始めてみると、あ〜なんか一理あるかも、と思い始めた。
うちはウインクはもとより片目だけ閉じて集中、てのができないので両目を見開いてターゲットのBull’s eyeを狙う。ゆっくり呼吸し、引き金を引くというよりは絞っていく。
この瞬間の静かな集中力…身体と精神と銃のメカニズムを統一する事をおじさんはZenに通じるものがある、て言ってたのかなあ。
意外に射撃は物理的で論理的。そして、確かに目と体と精神を統一して的を得る、という感じ。
まあうちは、射撃と言うより、このすべてをBull’s eyeの一点に集中する瞬間が好きである。
なので、たまに頭がごちゃごちゃしてくると室内射撃場へ。
今回のターゲットはこれ。まだまだ修行が足りないな
日本ではあまりない日常ですが、ハワイでは割と一般の人が射撃場に練習に来てたり、親が子供に銃の恐ろしさと共に銃の正しい扱い方を教えている姿もたまに見かける。
うちも銃の保持や携帯はしないけど、きちんと理解していたかったので講習も受け、修了証も取った。
ハワイ州は銃の保持や携帯については厳しいので、州で決められた講習を受けなければならないし、その上許可やライセンスを取るのにかなり時間と手間がかかるそうです。
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