ただいまぁ〜




やっと自宅に帰れて、翔くん嬉しそう



「あぁ、疲れた……サトシも疲れたでしょ?慣れない家でさ…」

『いや、そうでも……洋子さんも、お義父さんも優しいし。』


「ありがとう……でも…あのさ…、父が失礼なこと言わなかった?」


あぁ……まぁ

でも……

『うん……大丈夫だよ』


「そう?……それなら良いけど……」

なんか……歯切れが悪い


『それより、翔くん。疲れていたみたいだけど、もう大丈夫?』


「うん。心配かけてごめんね……何か飲む?」


『いや、もう…フロに入りたい……』


「ホラ……やっぱり疲れてるじゃん」

『そんなこと……』



「じゃあ、一緒に入ろうか?」

『誰と?』

だって、翔くんと一緒に入ると、絶対オイタをするからさぁ…

「オレに決まってんじゃん!何だよっ!ジョークでも赦さないぞっ」

馬乗りになって、両手を掴まれた


『しょお……やめて』

チュッ…

「サトシ……愛してる…」

『うん…オレも…』


翔くんの手が、僕の体を撫で回す

「サトシ…腰上げて…」

ホラぁ……


『フロに……』

「オレが連れて行くから……」

諦めて言われるままに、腰を浮かすと

サッと下着を下ろされた



「あぁ…サトシ……」

足を持ち上げられて、一番恥ずかしい所を弄って、オレの恥ずかしがる反応を見てる……

「ここ……可愛い」

『い…ハズい…やめてよ』

チュ


あ……そこは……


マズいでしょ……



足の間にある翔の頭髪を掴んで、簡単にイカないように……

思いきりを我慢するんだけど……

ハァッハァッ……



やっぱり……

無理っぽい



『はぁぁ……ン……ショオ…』

もう、歩けなくなっちゃう

『やめっ……あっ!あっ!あ…』


「サトシ!早いってっ!」

『ダメダメ…、もう』

「だめ?」


『ッあぁぁ〜ん…』

あられもない声が出て

返事をする間もなくイッテしまった……



「もぉ〜サトシってばぁ……」 


『はァ…しょお……ごめん……』


「…まぁ…そこも可愛いんだけどね…」

『は…なに?』


「いや…別に。丁度良い…このままフロに行くか……」




「窓から見える星が綺麗だ……」

翔くんが夜空を見上げている。



ピチャ…



二人きりで入る風呂……

『気持ち良いなぁ……』

「のぼせないでよ」

翔くんが、ふくらはぎをマッサージしてくれている


『帰ったらさぁ……話すこと沢山あったのに…』

「え?本当に?」

『…だよ。……なのに…しょお…ってばぁ…』

「うわ…マジで?それは、ごめんなさい。ベッドで聞くわ…」



『ベッドでなんか…益々……絶対聞かないでしょ?』

「信用無いな……あ、サトシ…水を飲まないと……また」

キャップを開けて、冷たいペットボトルを渡された。


翔くんは、僕がプロで逆上せて倒れることを凄く…心配してくれる。


これまでも何度かあったから…

だから、いつも一緒に入ると言うんだ……


うふふ……

2人でのんびりと入る風呂…

そんな小さな事にも幸せを感じられる夜


大好きだよ

翔…