「サトシ……着いたよ」
翔くんの声で目が覚めた
《リーダー、気分はどう?》
え?
「自分で起きれる?」
『うん……』
運転席に松潤がいて……
驚いた。
翔くんは、ここに移住してから人を呼ばなくなったからだ。
余程の事が、あったのかあるのか……
3人でマンションに入った
「暫く、松本と話があるから(ここで)ゆっくりしてて…」
オレは、翔くんに誘導されながら、自分の部屋のベッドに寝かされた。
『わかった…』
やはり……
ただ、飲みの続きではないし
松潤は、車だから飲まないだろう
何を、話し合うんだろう……
同席したいと思ったが、迷惑かも知れない
ボソボソと2人の声が聴こえるような気がした。
自分は、まだ嵐を再開するメンバーになるには、早い気がしたし……
あ……
翔くんが、Coffeeを煎れたみたいだ
開けっ放しのドアから、良い香りが漂う
目を閉じると、まだ目が回っていた。
最近こんな事が続くようだった