しょお……


薄暗い灯りの中

ぴちゅ、はぁはぁ

いやらしい音が響く

ちゅぱ……


翔が茂みを分け入れて

オレのを、もてあそぶ

『しょ…、ねぇ、……はぁ』

ぴちゅっ

とうとう…

『ダメ…で、ちゃ…うよぉ』

「いいよっ」

『あぁっ!……あっ!あん!』

オレは必死に翔にしがみつく

「サトシ…可愛い❤」


それから、

翔くんが、ガサガサし始めて

クリームを塗られたんだ

あぁ、やはり……

夫婦なんだから、当たり前の行為


「キツイ…サトシ、リラックスして」

なんだよ、急に

「脚、開ける?」

今イッタばかりなのに、無理な注文だった


翔に両足首を捕まえられて、

『痛っ』

翔がオレの……中に……

意識が薄れて行くのを感じた



それから、どのくらい時が経ったのだろう。

カーテンの隙間から薄い灯りが差し込んでいた。

まだ、夜明け前だった。

隣では、翔くんの寝息


幸せだった……

当たり前に彼が側にいるだけで

こんなに素敵な気持ちになれる。

あの、小さかった翔くんが

豆ってあだ名だった翔くん

ずっとずっと後輩

恋人になって

今は、結婚相手なんだ



彼の胸に、顔を合わせて乗せてみた。

彼の鼓動

彼の体温

無意識なのか、僕を抱きしめるように、優しい両手が背中に回ってきた。



それから、少し眠くなった……

まだ、起きるのには早いはず


鳥の声が聞こえる……