前回の記事で、
「諸行無常」とか「変化を愛そう」とか言ってましたが、
私、「諸行無常」って言葉、大好きです。
好きな四文字熟語ナンバーワンですね。
そのせいもあってか、
私は極端に物欲がなく(つまり変化しないものにあまり興味が無い)、
お金つまり金融関係も興味がないのですが、
(何せ、理想の姿が「スナフキン」ですからね)
グレートリセットやゲサラについて調べていると、
金融崩壊だの金本位制だのの情報が目につき、
対策として「金や銀を買っとけ」というのを聞きます。
お金が紙切れになるなら、
まあそれは確かに賢明な方策と思います。
でも私、物欲が無いわりに、
「モノを所有すること」に関しては、なかなか強い信念を持っているんです。
その信念とは、
基本、「愛せないものは所有しない」ことです。
モノでも土地でも株とかでも。
だから、
これからすごく価値が上がるからといって、
全然好きでもないものを買うとか、知らない土地を所有するとか、
自分が働きたいとも思わない、その商品に興味もない会社の株を買うとか、
そういうことが嫌。
愛のない気持ちで所有しているものは、
いつかは消えて無くなると思っています。
或いはただ無くなるのみならず、
本人に厄をもたらすことさえあるんじゃないかとすら思う。
だから、金融崩壊やゲサラに向けて金銀を持つ、
というのも頭ではとても納得できるのですが、
自分は全然それらが好きではなく興味もなく、
自分の心は全く所有することを望んでいないのです。
お金は、本当に自分が愛しているものに使うべきだと思いますし、
当面使う予定もなく貯金やタンス預金で眠っているお金は、
基本、無い物、幻と思った方がいいと思います。
もちろん、愛もないのに所有しているモノも、です。
風の時代とはそういう時代であり、
これからはますますそういうことが顕著になっていくと思います。
「風」は、動いてこそ、風です。
動かない風は、ただの「空気」です。
「ため込む」のではなく、「循環」させる。
財でも情報でも思いでも何でも。
それが風の時代のスタンダードです。
ポジティブな気持ちで手放した人のもとには、
巡り巡って必ず、
ポジティブなことが還って来ると思います。
それが「モノ」という形に限らず、
「幸運」とか「ご縁」とか言った、
目に見えないことの場合もあるかと思いますが。
もちろんこれは「貯金0円」とかを勧めているわけではなく、
「今を生きる」のにまあまあ安心できるくらいの蓄財で十分であり、
未来への「恐れ」から、富をため込む時代は終わり、ということです。
その蓄財が、日本円にしろ、外国のお金にしろ、金銀にしろ、株にしろ、
愛せるかどうかが大事。
私は日本を愛しており、日本に住み続け、日本で出来たものを食べ、
日本のサービスを受けさせていただきたいと思っていますので、
価値がなくなるかもしれないと言われても、日本円を持っていたいです。
・・・っつってもそんなにたくさん持ってるわけではないので、
他の財に変えるまでもない、というのがホントのところか・・・。
(なのに、こんな記事を熱っつく書いているオレって・・・)
(更に今日、「円がついに1ドル160円台に!」とかで、
円売りが更に加速!とか言われているっちゅうのに・・・)
まあ大昔から、人間は金銀が大好きみたいですものね。
私にはそれが分からないだけで、
それを所有したいと願うのは、人の自然な性なのかもしれませんね。
また、前にも書きましたが、
風の時代は、目に見える「モノ」ではなく、
目に見えない情報や知恵・技能、人の想いや人とのご縁といった、
「エネルギー」的なことが力を持つ時代であり、
本当に困ったとき人を救うのは、実はそのようなことだと思いますので、
日頃から、見えないものを大切にしていくのが良いと思います。
それではまた。