前回私は、
自分の悲しみを通じ、自分の願いが分かった、
みたいなんですが、
その願いというのは、
自分に対し、「自分を大切にしてほしい」
というものであり、
その願いの裏には、
自分を大切にできない自分、
が、いたわけです。
こんな自分の現状が、
最近はまっているブログのある記事にとても当てはまるなあ、
って思ったんです。
そのブログというのが、
最近私がさんざん記事にしてきた、
「感情を感じ切ること」
「本来の自分を意識すること」
を教えてくれたブログなんですが、
ブログ名は「わらうりブー」、
ブログ主さんは「ウリエル」さんというかたです。
（これらのお名前の由来は、私はまだ未把握です）
スピリチュアルブログランキングで見つけました。
このブログの過去記事で、
「不安」についての記事があり、
「すべての願いのおおもとには「不安」がある」
「不安があるからこそ、願いが生まれる」
というようなことが書かれてありました。
自分の願いの裏に、
「自分を大切にできない」自分がいることに気付いた私は、
この「願いのおおもとに不安がある」というのは、
本当に納得できました。
自分で自分を大切にできない、ということは、
自分で自分を守れない、ってことだから、
それはそれは不安なわけです。
「自分はいつか自分を壊してしまうかもしれない」
私はこの不安と、ずっと一緒にいたのです、
かなり昔から。
私は元々不安の強い子で、
それはそれはたくさんの不安と共に生きてきたのですが、
自分なりに本質を追求することで、不安を解消してきました。
でも、この不安については、
解消できていなかったんです。
ウリエルさんは、
「不安をただ見つめなさい」と言われます。
（つまり、感情と同じように）
生きている限り、不安はなくならない。
不安があるということは、生きているということ。
（シロップの曲でありました。
「心なんて一生不安さ」（「生活」アルバム「COPY」）
不安を拒絶せず、抵抗せず、
ただ感じて、見つめて、ゆるして、愛す。
不安は「痛み」であり、
その痛みとただ一緒にいなさいと。
そうすれば、エネルギーが本来の場所に戻る。
不安は、ものすごいエネルギーを持っているので、
それが本来の場所に戻ったら、
突然、ものすごいことが起こり始めるんですって。
今までの願いが吹き飛んでしまうような。
「自分が自分を壊す」
なんていう恐ろしい不安を、
感じているのもすごくつらいのに、愛すだなんて・・・。
・・・っつうか、この不安、
一生モノなのか・・・。
でも、感じることはつらいけど、
その不安を持っている自分を愛すことは、
出来るかもしれない。
だって、そんな不安を持ちながら、
よく何十年も生きてきたなあ、私よって思う。
「自分で自分を壊す」と言っても、
「自傷行為」とか、「自殺願望」とはまた違うんですよ。
うまく表現できないんですが・・・。
だから、共感してくれる人が誰もいなそうで、
調べても見つからないし、
こんな不安を持っているのは自分だけかも？
っていう孤独感もずっとあるんです。
「不安があるということは、生きているということ」
ということはつまり、
不安があるのが自然の状態、ってことですよね。
でも、私のこの不安は、何か不自然なものに感じるんです。
だから、これは「不安」ではないのかもしれない。
どちらかというと、「衝動」。
それも、自分ではコントロールできない衝動。
その衝動を、コントロールできないことへの、不安。
コントロールする力が、常に自分にあり続けるかの、不安。
明日の自分が読めない不安。
…結局、不安ってことか？
でも、この衝動？については、
分かってくださる方がいらっしゃったら、ほんとにうれしいです。
なぜ、何のために、
そんな衝動を持っているのか分からない。
でも、持っているからにはきっと、
何かの意味があるんだろうと思います。
その意味を知ることが、
自分を楽にするのであれば、
いつか知ることになるのでしょう。
今は、まだ、みたいです。
今は、
自分を壊してしまうかもしれない不安と、
ただ一緒にいることが、
私にできる唯一のことです。
・・・でも、
24時間そんなモードじゃないんですよ。
人生の中でも強い時と弱い時、ほとんどない時もありましたし。
（妊娠、出産、育児中はほぼ全くなかったです。）
花や月を見たり、音楽を聴いたり、好きな文章を読んだり、
子供や野良猫の生命力に触れたり、っていう、
自分以外の愛せるものにシンクロしている時、
私は、不安を忘れることが出来るのです。
tamakai先生が、「恋愛」について、
「自分を忘れること。
相手にシンクロしていって、
自分の意識の何割かを眠らせてしまうこと」
と、表現されたように。
だから、今日も、
短い時間でもいいから愛せるものを愛して、
不安という「痛み」を忘れるとともに、
痛みを感じるための、エネルギーを生み出します。
それではまた。