「お笑い」についての記事、2回目です。
前回の記事で図らずも「亀仙人」が登場し、鳥山明先生の作品を懐かしく思い出しました。
私は子供の頃「Dr. スランプ」が大好きでした。
亀仙人と同じく「則巻千兵衛」博士のおまぬけなエロさもとても笑えますが、私は「ニコチャン大王」が大好きでした。
まず、名前から言ってすごいです。
「大王」なのに「ニコチャン」って・・・
名前だけで既に彼の本質をかなり表現しています。
そしてなんといってもルックスが素晴らしいです。
あの、ほぼ「顔だけ」の胴体(?)に、可愛らしくついた手足。
おしりは人間でいう頭頂部分についており、うんちのしかたは超絶可愛い❤
その体に不釣り合いな「苦虫を嚙み潰したような」顔面。
そして「宇宙から来た」のに、なぜか「名古屋弁」がぺらぺら。
そんなルックスながら(失礼!)本業は「宇宙海賊」で、目標はなんと「地球征服!」
もう、愛しくて愛しくてしょうがありません!
何もかもが「アンバランス」、「意外性」に富んでおり、鳥山先生の豊かなユーモアを感じます。
「Dr. スランプ」は、その他にもユーモア溢れる個性豊かなキャラクターがたくさん登場しています。
その個性的なキャラクターたちが、自分らしさを遺憾なく発揮しながら、のんびりと(?)暮らすペンギン村が大好きでした。
今でも、できることならペンギン村に住みたいくらいです。
おそらく私の「お笑い」の原点の一つは「Dr. スランプ」です。
もう一つの原点は「ドリフ」です。
一番好きなキャラは、志村けんさん演じる「おばあちゃん」でした。
男性が女性(しかもおばあちゃん)を演じる意外性がやっぱり好きでした。
(今でも女装されている男性が大好きなのは、志村さんの「おばあちゃん」がルーツです。)
つまり「常識を覆す」という、お笑いの大事な要素です。
今の私もお笑いに対してはその要素を求めていて、常識やマジョリティに対する「風刺」や「皮肉」が感じられるものや、めったにありませんが、新しい価値観を提示してくれるものが好きです。
それはやっぱり自分のことを「マイノリティ」だと感じていて、表に出せない本心を抱えているからです。
次回はそんな私が好きな、近年の「お笑い」について語ろうと思います。
ではまた。