無意識の壁
今日は、このテーマについての話し。
母のことを心から、赦した時に
気付いたこと。それが、無意識の壁の存在。
わたしは、母の上に立っていたから、
正直、「はい、はい」と言うスタンスで、
母をいつも観察していた。
なぜ、母の上に立ってしまったのか。
それは、子供の頃からに遡ります。
父と母がいつも喧嘩ばかりしていて、
「何故、母は折れないのかな？」
「何故、謝らないんだろう？」
「折れたら、父も母も仲良くなるのに」と、
いつも、泣く泣く折れる父を見て、可哀想だと
思っていました。
父が女性を作ったのも、経営する会社が倒産したのも、
母が、父を上手に支え無かったり、素直にならないからだと、わたしは、父の方に肩入れしてました。
母側の立場を、全く理解が出来なかったのです。
父を守らなきゃが強かったから。
妹達は、母側に立っていたから、
わたしとは、全く感じる世界が違ってました。
結論から言うと、わたし使用のメガネを
かけて、母や、父、世界を長い間見ていたんです。
でも、恐ろしい事に、結婚してから、
わたしも、母と瓜二つのようになって、
パートナーを目の敵にしていたのです。
母を赦すきっかけになったのが、
コンステレーションワークでした。
コンステレーションワークを受けた時
それは、それは衝撃を受けました。
母が、こんなにも家系の重荷を背負って、
頑張って、踏ん張ってきた事を知ったのです。
その時、ポロポロ涙が出て、言葉にならないほど
青天の霹靂。やっと母の立場に立って、
母が、父やわたし達を必死に守ってきたのかを
知ったのです。
ワーク後に、どんどんと母を赦し、
自分を赦す事となったのです。
不思議なことに、母の事を赦せると、
前旦那さんを、赦す流れになって、
わだかまりが嘘のように消えました。
生理的に嫌いになった前旦那さんが
愛おしい存在になっていきました。
あまりにも、変わったわたしを
前旦那さんは、「どうしたん？」
「取り憑かれてるんちゃうか？」とまで
言われるほど。
その時の感覚がね、一言で言うと、、、、
自分を守る壁が、取っ払われた
そんな感覚。
この壁の正体が、条件づけの壁です。
この壁は、当然、無意識です。
自覚的でない分、厄介なんです。
わたし達が、相手を厳しくジャッジする時、
生理的に苦手になったり、嫌いになったりする時、
無意識の壁を作っているんです。
そして、分ける（分離する）ことを
自我ちゃんが必死にやりまくります。
これが、自分が分離状態
分離するから、不快なんです。
心地がよろしくないのは、相手がどうこうじゃなく
自分が分離するから、不快だし、心地が悪くなるわけです。
自我は、正当化するし
正義を振りかざします。
壁が無い時は、無防備です。
素直になります。
素直さが超鍵になります。
素直になれないから、心地悪くなるんです。
心地悪くさせているのは、あくまでも
自分自身。
と言うことは、無意識の壁によって
既にあるギフト（祝福）の受け取り拒否が起こっていく。
目の前に既にあるギフト
ありとあらゆる愛・豊かさ・喜びを
分けていって、受け取る事を拒否してしまうのです。
無意識の壁の存在に気付くこと。
気付くと、自然と、その壁が徐々に溶けていきます。
溶けていくと、目の前の存在を認め
祝福する心が現れていきます。
感動する事（感謝すること）が
増えていきます。
この状態こそが、無条件の愛であることを
知りました。
そこに、値踏みをしてジャッジするのは、
自分自身です。なぜなら、傷つきたくないからです。
恐いからです。
目の前に愛が溢れているし、
豊かさが溢れています。その愛や豊かさに
壁を作り、受け取れなくしてるのは、いつも
自分自身。
幼い子供達を見てください。
どんなに怒られても、何しても、
「ママ、パパ大好き」と一方的に
愛に満ち溢れています。
この無意識の壁の存在に気づくだけで、
愛そうとしなくても、愛は流れていくんだなぁ。
壁が無くなる＝存在を認める＝愛（エネルギー）が流れ循環し出していく。
その無意識の壁の存在に気づきを与えてくれたのが、
偉大な母と、前旦那さんの存在。
わたしにとって、母と前旦那さんは、
隠れた愛に気づきを与えてくれた人。
成長させてくれたソウルメイトです。
このカラクリを知れば、
人生が、世界が激変します。
お母さん、元旦那さんありがとう。
このお二人が、わたしの中の統合を
進めてくれました。
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