私が学生の頃
学生運動は下火になっていたけど
大学のキャンパスには
あちこちに立て看板があり
門前では
ビラの配布という光景が
日常だった
関わりたくない
そういう気持ちと
無関心でいいのか
なんのために大学に入ったのだ
自分に問う日常だった
そんな時
当時ではベストセラーになっていた
高野悦子の二十歳の原点
三部作の書籍であったけど
自分はどう生きたらいいのか
涙して読んだ記憶がある
この書籍も
すでに手元にはなく
処分したけれど
こういう書籍を
欲した
若い頃の思い出
人として
どう生きるのか
若い頃だけでなく
今の自分にも
問い続けたい