5月2日。昨日は手術前最後の診察だった。この日ばかりは一人で病院に行かせない(私はいつも一人で病院に行きたがる。気を遣わなくていいので楽チン。ごめんね)と高齢者たちに言われ、ついて来てくれた。名付けてチームまめちゃん。メンバーは母、叔母、従姉妹、そして私だ。従姉妹は関西のでかい島に住んでいるので今日は欠席。手術の時に上京してくれる。心強い従姉妹なのである。

さて、昨日の診察である。とても有意義な時間であった。たくさん待たされたけどどの診療科もとても親切丁寧。麻酔科では薬剤師さん、歯科衛生士さん、麻酔科ドクター、あとお一人どなただったか忘れてしまった…が、4人の麻酔チームの方々が診てくださった。前回手術をした時、こんなに麻酔科の先生方っていらしたかしら?チームまめちゃん皆揃って感激であった。

そして、Dr.Oの診察である。のっけからドクターに質問してみた。針生検の後から、癌ちゃんのあたりがたまにムズムズズキズキするのですが、これは癌ちゃんが成長しているからじゃないですか?するとドクターはそんなことはないです。エコーで診てみますか。とさささっと診てくださった。なんともないと思いますよ、とドクター。このドクターの一言に患者は救われるのだ。それからしこりの大きさのことや手術のことを優しくお話ししてくださった。脂肪肝の結果も(今回も数値は悪かった)気にしてくださりながら、やはり癌が大きくなるといけないので薬物療法より先に手術をすること、しこりの大きさは3センチ、乳輪と乳頭の下にしこりがかかっているので乳頭と一部乳輪を切除すること、大体切る大きさをマッピングしてくださって、手術にかかる時間が全部で3時間半くらいであること、その他ちょこちょこっと色々っと…。とにかく優しいドクターで、あまりおばさんパワーを全開にしてお話しせずとも、ゆっくり落ち着いて聞きたいことを聴けば良い。とても良い感じである。 

その後入院についてのオリエンテーションがあり、病院を出たのは6時前。長い1日であった。でも、まめちゃんの切除はまだ残念な気持ちがなくならないけど、他は納得して手術が受けられる。Dr.O、どうもありがとうございます。よろしくお願いします。