皆様、こんにちはカルムです。
見えない母がどうやって子育てをするのか?
子供はまっすぐ育つのか、心配される方もいると思います。
そんな見えない私の、子供が笑顔になる子育て法をお伝えしたいと思います
現在私は、結婚をし2人の子供に恵まれています。
長女は、高校1年生、長男は小学校3年生です。
長女を出産したのは、26歳の時、まだ私は見えていました
しかし、網膜色素変性症の病気は少しずつ進行しており、視野が狭く、臨月のお腹を抱えての、買い物、散歩は大変でした。
出産後の、病院での授乳、母親教室、どれも看護師さんのサポートや同じ出産したお母さんたちが助けてくれました。
見えない中での子育て育児は思った以上に大変で、両親のサポート、ヘルパーさん、学校、いろいろな人の手を借り今があります。
特に長女の時は、他のお母さん達と同じようにしてあげたいと言う気持ちが強く、無理して頑張っていたのを覚えています。
しかし、母の笑顔が消えると、子供たちにも負担をかけ、いつの間にか娘も甘えられなくなっていたと思います。
しかし私も、下の子供を34歳で出産し、視覚障害者として自立したいと言う気持ちが溢れ、盲学校に入学を決めました。
国家資格を取得するために、勉強する私を見て、子供たちも、自発的に協力してくれるようになりました。
私も見えないところは見えないとはっきり伝え、手伝ってほしいところは積極的に子供たちに呼びかけました
そして現在の私、あんま指圧マッサージ師を取得し、仕事、治療院経営、空手、ヨガ、習い事にも取り組んでいます。
そして、自分のスキルを上げるために、東京大阪への一人旅をするようになり。
白杖を持ち、1人で旅行する母を見た子供たちは、見えない母を応援してくれるようになりました
子供たちの友達にも、母さんは目が見えない、でもいろんなことに挑戦している、胸を張って紹介してくれています。
まずは、子供たちに見えない母でごめんねと言う後ろ向きの気持ちを持たないこと、子供たちが笑顔でいられるような自分でいること。
そのためには、視覚障害者としての自立、やりたいことに挑戦し、頑張る姿勢を見せていくことが大切だと思います。
目では子供たちの姿は見えませんが、子供たちの様子をしっかり観察し、しんどい時は寄り添ってあげれるように。
一緒にいられる時間は、とても短く、成長も早いです。
1日1日を大切に一緒に過ごし、ハグしたり、体に触れたり、スキンシップもとても必要です。
皆様、お読みいただきありがとうございます。
また、子育てのことでお悩みの方がいましたら、カルムサロンで、お話カウンセリングもしていますのでご予約お待ちしています。