12月に行った、関西白杖一人旅。
見えてる皆さんにとって、見えないのに旅行に行って何が楽しいんだろう?と思われると思う。
確かに旅行と言えばきれいな景色や美味しい食べ物、でも私には何も見えない。
でも目で見ることはできないが、五感で感じることができる。
例えば、新神戸駅で降り立ったときの、山と海に囲まれた神戸の新鮮な空気。
神戸の街並みはとてもおしゃれ、歩いていて体から心地よさを感じる。
後は、南京町で行った中華街。
確かに目で見ておいしさを感じることはできないが、嗅覚と味覚で中華を堪能し、聴覚で中華街の雰囲気を味わう。
視覚情報がない私にとって、友人のガイドはとてもありがたく楽しませてくれる。
神戸と言えば、ハーバーランド、モザイクの、おしゃれなカフェやお店。
お目当てのラスクの専門店に連れて行ってもらったり、アンパンマンミュージアムのパン工場でパンを買ったり、海の近くを散歩したり。
本当に、幸せな楽しい時間。
目で見える事はなくても、心に刻まれる思い出。
視覚障害者の皆さんも、見えないから諦めるのではなく、いろんなものを感じて、楽しんで欲しい。
見えるものだけが全てではなく、自然や人の優しさや愛情、感じれるものはたくさんある
皆様お読みいただきありがとうございました