ここ半年ほどで読んだ本たち。
記憶力ないから
すでにストーリー思い出せないのもあるけど。
🍀直近の一冊は「正欲」
朝井リョウ、ずっと読んでみたくてようやく。
正しい欲ってなに。
なにが正常でなにが異常なの。
やたら叫ばれる"多様性"にうんざり。
わかったフリするな。
感想がまったくまとめられない、
でもすごく印象に残るお話でした。
🍀凪良ゆうも初読。
特に「汝、星のごとく」がおもしろかった。
北原先生と瞳子さんがステキでした。
「流浪の月」が映画化されたから
これもそのうち来そうね。
この人の作品はさかのぼって読んでいきたいな。
🍀8月まるまる1ヶ月かけて読んだのが
「パーフェクトワールド上下」
今年返還50周年で、
なにかと沖縄の話題が多かったからなんとなく惹かれて。
本土にとって都合悪いことは押し付けられ
リゾート開発などおいしいところは本土に持っていかれる沖縄人の抱える憎しみがめちゃめちゃ伝わってきたわ。
沖縄独立を目指した革命家たちと、公安警察の戦い。
🍀「羊と鋼の森」
まず、ピアノをこのように表現しているのがすごい。
若き調律師の成長物語。
ピアノを弾きたい気分になる一冊。
🍀「両手にトカレフ」
"ぼくはイエローでホワイト〜"と
同テイスト。
イギリスの貧困の中を生きる少女ミアと
大正期の金子文子のオーバーラップが興味深かった。
国も時代も違うのに、こんなに共感できるんだ。
🍀辻村深月、森絵都は
なにを読んでもおもしろいよね。
森絵都さんの子どもや思春期の子の描き方がとても好き。
🍀「日の名残り」「わたしを離さないで」
昨年
"クララとおひさま"を完読して気をよくしちゃって
もっとカズオイシグロ行くよー!てな感じ。
すごく緻密な心理描写が彼の持ち味なのかな。
丁寧語の文章がクセになって心地良くてどんどんいけちゃう。
それが評価されてのノーベル賞なのかな。
でも当然、英文で読んでるわけじゃない。
でも文章が良い。
これは訳者もとっても優秀ってことだよね?
ね?
他のも読みたいと思います!