ここ2か月で読んだ本。




まず東野圭吾オンパレード。


何読もうかな、と迷った時に

とりあえず選んどけば

はずさないよねー。


「ダイイングアイ」も読んだよ。


この中で1番おもしろかったのは

ダントツ

「白夜行」ですな!


東野圭吾作品で一番の傑作との声も。

文庫本で850ページのボリューム〜。


ある殺人事件で殺された男の息子と

容疑者の娘の

20年に渡る物語。


次から次へと登場人物が出てきて

話が進むんだけど、


当時子どもだった

肝心のこの2人の視点からは描かれず

2人の関係性の描写もいっさいナシ。


2人はつながっていたのか、

手を組んでたのか

想いあっていたのか


なんとなく漂ってくるんだけど

最後までよくわからないのだよ。


大人に傷つけられた2人が

闇の世界を生きて行く。


全体に生きる哀しみが漂うお話。


読み応えありすぎて

一度では把握しきれないわ。




「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

もおもしろかった!

過去との文通。

ファンタジー。


Amazon primeで映画も観たら

こっちもおもしろかったわ〜。


作中で歌われる曲がすごく沁みる〜

と思ったら

山下達郎がこの映画のために作った曲だったのね。

泣けたわ。




さて

「日没」は

恐ろしい小説だった。

一気読み。


不道徳なこと書いたら

療養所に入れられ

矯正させられる小説家。

みるみる病んでいく。


こんな世界になるワケないでしょー

とは言えない世の中になってきてるのか…



桐野夏生は

エグッてくるよね。

容赦ない。


そこが好きです。



と、まぁ

いろいろダラダラと書いちゃいましたー。