私、
小説読んでも
すぐ内容を忘れるタチですねん。

面白かったか、おもんなかったかの
印象は残るけど、内容はすぐ忘れる。
なんで?

だからちょっと書いとこ。


1月に読んだ本。

*東野圭吾「流星の絆」

両親を何者かに殺された幼い3兄妹が
大人になり、詐欺行為で生きていく物語。
長兄が計画を練り、次兄と妹が実行に移す。
妹の美貌を最大限に利用し、
お金をかすめとっていく。
そして次なるカモを狙ったが、
なんと偶然にもそのカモの父親が、
自分達の両親を殺害した犯人かも知れない…!
って話。
そのカモがめちゃめちゃいいヤツで、
妹が密かに恋心を抱いてしまうのが切ないの。
最後の結末はびっくり仰天。
意外すぎて。
おもしろ度☆☆☆☆


*森絵都「ラン」

その名のとおり、RUN!走る物語。
森絵都は「カラフル」も読んだけど、
ファンタジックだよね。
あの世とこの世を結びつけちゃう。
早くに家族を亡くしてしまった22歳の女の子が
ある理由で、走る必要にせまられ、
ひとりで黙々とランニングしているところを、
怪しい男にスカウトされ、
愉快な仲間達とトレーニングを積んでいく。
仲間のメンツが濃い!
強烈キャラのおばちゃんが
走る理由を
「誰かれかまわずギャフンと言わせてやりたい!」っていうのがいいわ。
主婦の怒りをRUNにぶつけてるよね。
なんかわかるわ。
走りたくなる物語。
☆☆☆

上の2つは娘の本棚から拝借。 



*桜庭一樹「私の男」
いやー、これは
読むのしんどかった。
これが直木賞とったのか。
こんなの愛といえるのか。
なんともいえない。