仙台のお片づけと模様替えアドバイザー
無印良品研究家 菅原まき子です
先日、友人と一緒に、懐かしい友人に会いに、バス旅行して来ました。
旅行と言っても、行く先は震災の被害の大きかった地区ですので、観光というよりも、想い出をたどる旅。
南三陸町 志津川
この地に縁あって住んでいたのは、もう20年近くも前になりますが、そこで暮らしたほんの数年は、私と友人親子にとって、とてもとても濃い数年です。
のびのびと子育てさせて頂いて、本当に感謝しています。
このたびの東日本大震災では、津波により大きな被害があった地区、しかしながら、私が以前お借りしていた家がある行政区は、ぽつんと取り残された形で残りました。
それに対して今回一緒に行った友人が、かつて住んでいた水門近くの官舎はすべて流されて、土台さえ残っていません。
ここだったかなぁ？と、確認するのも大変でした。
今回の訪問先は、私の以前住んでいた、無事だった行政区の友人のお宅でした。
友人が震災当時のことを、振り返りながら話してくれました。
無事に残って、被害もほとんどなく、とても申し訳ない（Ｔ・Ｔ）・・・と、やはりそんな風に思っていたんだ。
でも、その地区が無事でいてくれたからこそ、甚大な被害の下の行政区の人達は助かった、感謝していると言っていました。
たくさんの方々の尊い命が失われ、大切な街が流されたけれども、想い出の街は心の奥のほうに、ちゃんと残っていて、街の方々の思いやりの心に触れることが出来ました。
めちゃイケでも放映された「さんさかふぇ」に寄らせて頂き
例の「たこごはんカレーライス」の、コンパクトサイズヴァージョンを頂きました(〃⌒ー⌒〃)
商店街にあるモアイ像、昔のものとはちょっと違う雰囲気？
雄新堂さんでお菓子も買いました。
その後は・・・内田ママの御好意で・・・
昨年嶋津さんに回って頂いた場所とはまた別の場所から、別の視点から案内して頂き、大変お世話になりました。
本当に本当にありがとうございました。
内田ママは、きっとこれからも、この街の大きな試練を語り継ぐ語り部として、皆さんに伝えていくのだろうと、改めて思いました。
ずっと忘れないでいる事しか出来ない私たちだけど、お世話になった街のこれからを出来るカタチをみつけながら、応援していきたいと思っています。
バスで降りた場所が「本当に十日町？」ここは確か郵便局、図書館・・・それからそれから・・・
その場所場所での思い出を、泣き笑いしながら友人と語り、仙台へと帰ってきました。
本当に本当に感謝の1日でした。
また、お邪魔させてくださいね。