後学期は

「認知言語学」の講義と

「メディア情報学実験」を

担当しますキラキラ

 

今日は

1回目の認知言語学の講義だったので

ガイダンスをしましたハート乱舞

 

この講義は

今年度が最後の開講です

 

共通教育の科目なので

理工系の学生が聴講する機会があまり

ないような、言語学的な講義をしますキラキラキラキラキラキラ

 

言語理論の歴史を紹介し、

「認知言語学」誕生の背景をお話ししました

 

言語学そのものは

20世紀の前半に

ソシュールが「構造主義言語学」を始めたりした

長い歴史があります

 

1950年代以降は

MITの言語学者チョムスキーが「生成文法」

という言語理論を提唱して、

 

コンピュータで言語を扱うといった、

いわゆる人工知能の成立の中で

言語が扱われるようになりました

 

当時は

言葉の意味のような、あいまいで

扱いが今でも難しいようなものについての

検討は後回しでしたが

 

1970年代後半に誕生した「認知言語学」は

人の経験や知識と切り離せない

言葉の意味を

人はどのように理解していて

どうして私たちがこのように言葉を使えるのか

などを中心として考えるものです

 

研究のための方法論には

いろいろ難しいところがあるのですが

 

私の言葉についての考え方の基盤

になっているかな・・・と思います

 

ちょっと難しい話になってしまいましたが

 

同じものを見たり聞いたりしても

人によって違う言葉で表現したりするのはなぜ??*

 

とか・・

素朴な疑問をもつことの大切さを

伝えたい講義ですWハート