今夜はこの記事を見て、ルディが生まれる前にヒットした昭和の歌をYouTubeで聴いていたよ。

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朝日新聞デジタル 2012年6月27日20時54分
「ザ・ピーナッツ」の伊藤エミさん死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/0627/TKY201206270543.html


 「恋のバカンス」などのヒット曲で知られる双子デュオ「ザ・ピーナッツ」の姉で、元歌手の伊藤エミ(いとう・えみ、本名・日出代〈ひでよ〉)さんが15日死去したことが27日、分かった。71歳だった。

愛知県出身。17歳だった1959年、双子の妹ユミさんとのコンビでデビューした。人気番組「シャボン玉ホリデー」や「ザ・ヒットパレード」などに出演して国民的スターに。「恋のフーガ」「ウナ・セラ・ディ東京」などがヒットし、16年連続でNHK紅白歌合戦に出場した。怪獣映画「モスラ」では、ユミさんとともにモスラを導く「小美人」を演じ、話題を集めた。

 「エド・サリバン・ショー」など欧米の人気テレビ番組にも出演。海外の流行を積極的に採り入れる一方、和製ポップスを米国やドイツなどに紹介した。

 75年に引退。歌手の沢田研二さんは元夫。


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ザ・ピーナッツ」というと、「美空ひばり」とならんで「伝説のお姫様歌手」を表す固有名詞。彼女たちが司会をして大ヒットした「シャボン玉ホリデー」を改めて観てみると、日本でこんなおしゃれなジャズ系音楽番組が1960年代にあったんだな~!と感動します。

※ この映像でオープニングにズッコケている白いスーツのバンドマン3人は、植木仁、谷啓、ハナ肇の大御所3人。2:20あたりから踊っているダンサーは、のちに少年隊、SMAP等のジャニーズのダンスの先生をしていた、カリスマ振付師 西条 満。

ザ・ピーナッツが引退したころ、ルディはまだ小学生だったけれど。
当時のスーパースターだった、ジュリー沢田 研二)とお姉さんの方が結婚したっていう話題で、周りの大人が大変に盛り上がっていたのは覚えています。
山口 百恵引退』と同様に、このお姉さんの結婚後は芸能界に戻ってこなかったので、更に伝説になったのよね。

それ以上にワタシの記憶に残っているのは、神秘的な双子の小人のお姫様『小美人』が歌う、不思議な歌。
【モスラの歌 by ザ・ピーナッツ】

この『モスラ』映画は60年代初期にシリーズで制作されたそうですが。70年代に入ってからもゴジラキングギドラの特撮と共に、日曜日の夕方に何度も何度もTVで再放送されたんだよね。
(映像に出てくる文字が太字のマジックで、_φ(・ω・ )カキカキしている感じが迫力あっていい!)

特撮がめずらしかった時代だから。
巨大なモスラガブ~ン!と飛んでくる映像や、日本語でも英語でもないこの歌は子供のワタシの頭の中に残り、本当に突然起こる明日の現実のように錯覚していました。(マヂで何度もモスラ襲撃の夢にうなされてたのよ。)

後でリメイク版を見て気が付いたのですが。モスラはインドネシア方面にいる伝説の神様?!で、ザ・ピーナッツが演じた「小美人」という双子が巫女さんという設定だったようです。
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彼女たちが歌っている歌詞はインドネシア語!だったんですって! 確かに衣装も踊りも、バリ島レゴンダンスのカバーだよね。
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最後に1つ、ぜひ皆さんにご紹介したい素敵なカバー曲があります。
ベートーベンの「エリーゼのために」が原曲です。
【情熱の花  by ザ・ピーナッツ】昭和34年の映画「可愛い花」より


歌がオシャレなこともさることながら、この映画映像の終わりに彼女たちをたたえるセリフが、まさにザ・ピーナッツをズバリ言い当てていて、印象的なのです。

「1+1が3にも5にもなることがあるもんだね」

(そのシーンは1:40あたり)

彼女たちの歌を生で聴く機会がなかったことは、とても残念ですね。
伊藤エミさんのご冥福をお祈りいたします。



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