朝起きると腰が重くて、なかなか布団から出られない。
敷布団だと起き上がるときに膝や腰が痛いし、かといってベッドにすると股関節が固くなりそうで心配…。
そんな声を、訪問リハビリの現場でもよく耳にします。
実はこれ、身体の使い方の違いによる、当然の現象なんです。
床からの立ち上がり動作は、膝や股関節、腰椎に体重の3〜4倍もの負担がかかります。
仰向け→横向き→四つん這い→片膝立ち→立ち上がりという、とても複雑で強度の高い動きが必要になるからです。
体幹やお尻の筋力が落ちてくると、無理に腰を反らせて起きることになり、ぎっくり腰や膝の痛みが悪化しやすくなります。
一方でベッドは、膝を90度ほどに保った状態から立ち上がれるため、関節への負担がぐっと減ります。
ただし股関節を深く曲げる機会が減るぶん、可動域が狭くなりやすいというデメリットもあります。
逆に敷布団は、立ち座りの動作そのものが股関節のストレッチになるので、柔軟性は保たれやすい反面、朝の立ち上がりで腰を痛めやすいという面があります。
「立ち上がりの負担を減らしたいけど、股関節も固くしたくない」
そんな方には、寝具はベッドにしつつ、日中に軽いストレッチを取り入れる方法がおすすめです。
仰向けで膝の下にクッションを挟むだけでも、股関節の前側の筋肉の緊張がゆるみ、朝の腰の重さがかなり違ってきます。
ちょっとした環境の工夫と、1日数分のセルフケアの積み重ねが、将来の腰痛や転倒予防につながっていきます。
膝引き寄せストレッチの具体的なやり方や、身体のタイプ別の寝具の選び方については、もっと詳しく知りたい方はnoteの記事に詳しく書いてます。
👉 https://note.com/maki__ot/n/n26c282c10162
