博品館劇場の舞台公演
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稽古中に
これは絶対に観に行かねば!
と思う映画と舞台がありました

映画は『狼をさがして』





まさに今、博品館で上演しようとしている舞台の題材
根底にあるテーマ
1970年代に起きた
東アジア反日武装戦線における
連続爆破事件のドキュメンタリー映画だ。

民間人が巻き添えになり
多数の死者、負傷者がでた
革命という国内戦争だ。

日本を揺るがした20代の若者たち
なぜ彼らはテロを起こしたのか

何を間違えたのか…


近代日本(つい50年ほど前の話!)

戦争の被害者であるが

我々は加害者でもあるんだ!という若者たちの叫び。


殺人テロを実行している集団に

感情移入はできないが

なぜ彼らがテロに向かって行動したのか

動機、弱者を救いたい思い

あまりに普通の有り様に

かなりショックを受けました。


芝居の本番前に観て良かった。

影響受けました。


あと、日生劇場『GOYA』

スペインの画家・ゴヤの生涯を通してみる

フランス革命時代


ヨーロッパ芸術について

大学で勉強してたから

ゴヤには元々興味はあったけど


自由を求めて立ち上がった民衆による革命

ナポレオンの登場

フランス隣国のスペインの革命


反日武装戦線における

若い人たちは

ヨーロッパの自由革命に影響を受けていたはず


皆さん素晴らしい舞台だったのだけど

特にアンサンブル

民衆の力、革命シーンは鳥肌ものだった


人間のパワー

渇望や希望…これは舞台だからこそ

伝わり、表現できるものであり

ダイレクトに客席に届く感情なんだな



ゴヤ、まじで観て良かった。

もう一度、観たいと思う。



舞台や映画上演会館は

必要以上の感染対策を行っています。

だからといって油断は大敵ですが


気をひきしめて

私もお客様を迎えます!


明日から、全力投球!