2018年春に
(なんとも今更感が半端ないんですけども😆💧)
オーディションを受けて
文学座に通っております。
学び直しでございます。
ブランク…ありますから😆💧

長期ワークショップという感じで
最終的にはアトリエで公演(発表)をやるという。

演目はシェークスピア
『夏の夜の夢』
私、ライサンダーをやることに。
物語の主軸を担う火のように情熱的な男。

こんな女々しい人間なのに😆💦
男とは…と、こんなに男性という生物を
観察&考えたことないくらい考えてる今日この頃です。

今の今まで
お国言葉(関西弁)とお国文化(現代劇か時代劇)が
ほぼ活動の場だった私にとって
翻訳劇は禁断の聖域。
しかもシェークスピアの難解な台詞回し。

10年以上の東京住まいで
標準語の壁はなくなっているのですが
未開地を開拓している感覚は男役と同じく
新しい感覚です。

なにより文学座の伝統が気持ちいい。
(私が通う目当ての一つである!)
1フレーズ、1単語
時には原文を用いて、一つづつ分解するのだ。
舞台稽古の本読み期間が長い。
作家の意図をどれだけ読み解けるか。
そして演技プランをどう組み立てるか。
そしてリアルではない台詞回しに
いかにリアルを入れ込むか。
舞台の稽古場で全員で
演出家を中心に
こんなに下準備をすることは普通ない。
これはめちゃくちゃ贅沢な時間だった。

ワークショップは勉強の場なので
今回の公演で、ヨーロッパメソッドである
中能動という感覚をつかみたい、と思ってる。

シェークスピアの台詞はリアルではないし
今までのアプローチでは成立しない。
聴衆に聞かせる説明台詞でもありながら
生の人間の存在感が必要でもあり
能動と受動だけでは成立しない、間があるのだ。

『シェークスピアをやると
パーソナルスペースが広くなる。』と
先輩から聞いたことがあるのだが
なるほどなーと感じる。
もしかしたら、古典芸能(歌舞伎や能)も
中能動が必要な芸術なのかも知れないと思ったりする。


今回の公演は、演者の勉強場なので
一般販売はないのでご案内できないのですが

私自身の記録メモとして
ブログりました✨
公演まであと少し!
一つでも多く、掴み取る!