リアルタイムではないのだけど
先日、文学座公演を『はしご演劇』した。
合計3本観た。お恥ずかしながら初の文学座。

一言で感想をまとめるなら
『本を読んだ後のような、清々しさ。』

バタバタと忙しなく、テンションの高い街・東京にいて
ちょっと昔の日本の、日常茶飯を切り取ったようなお話。

演じる役者さんといえば
リアルでありながら、姿形、動きにムダがなく洗練されていて。

関西では観たことなかった演劇。

演劇史をなぞると
このような新劇と言われる演劇のあとに
若者たちは、溢れるパワーと共に
寺山修司や唐十郎、アングラ、テント、つかこうへい…へと傾倒していくのだなぁ。
アンチ新劇という大きなウネリとなって
一時代を築いていくのだなぁ。

50年前の日本では、
大人に反抗する青年のように、
フツフツと『演劇を変えてやる!』なんて情熱を燃やしながら
このお芝居を観ていた若者がいたんだろうなぁ。

新旧入り交ざる、面白い時代だったんだろうなー!

いつも思うが
この公演を誘ってくれたkomeちゃん。
ありがたい存在。

彼女のおかげで視野が広がった気がする。
知らないことを教えてくれるし、
興味の範囲が広がって、
なんか私の偏りが矯正されてる気がする(笑)

はああ…演劇って楽しい。

そして観劇後
六本木で食したお肉  (by  筋肉食堂) 美味しかった。
にんにく醤油は最強やな。

はああ…文学より、食欲(笑)