今日から8月が始まりますねアップ

8月生まれの皆様、お誕生日おめでとうございます!!

ますます幸せいっぱいの一年となりますようにラブラブ


8月はどうやら「変化」の月。

思い切って外に向かって動いてみたり

新しい人とのつながりを積極的に広げていく姿勢が

今月の波に乗るポイントになるそうですラブラブ

それで波に乗れるなんて

なんだか、わくわくしちゃいますニコニコ


さて、夏休み。

もと幼稚園教諭だったママたちも、

わが子を持て余し気味らしい(笑)夏休み。

みなさん、いろいろ工夫しておられるみたいですね。

お疲れ様です。


今年は主人が「夏休みをとらない!」宣言をしたためしょぼん

ピアノ教室も特にお休みを設けず、ただ暑いだけの

変わらない毎日を過ごしております。

家でぼんやりしているよりずっと楽しいので、いいのですが。


先月から自分の棚卸をするべく

ある勉強会に参加しております。

自分の特技を何に生かしていくか?を考える中で

やはり私は子どもたちの健やかな成長促進のお手伝いをさせていただきたい

という思いが強くなっています。


社会人として生きていくために必要なスキルは

計画性、正確性、目標達成力、集中力、分析力、コミュニケーション力

などさまざまですが、これって全て勤めていた幼稚園の園目標

「みんな仲良し 元気にあそぼう」

に含まれているように思えてなりませんにひひ


園目標は、当時の職員で頭を寄せ合い時間をかけて決めました。

現在は変わっているかもしれませんが

私はこの目標がとても好きでした。


少し真面目な話になりますが

私は子どもたちを喜ばすこと、そして自分も楽しむことを

第一目標に掲げ、週案や日案を盛りだくさんにして

スケジュールたっぷりの保育を「よいもの」だと思っていました。

(年少組さんや、年度の初めはそれでよいかもしれませんね。)

でも、ある時子どもたちから

「先生、次は何して遊ぶ?」と聞かれることにとても違和感を覚えました。


学校じゃないんだから

なにしたっていいのに何で私に聞いてくるのかなあ・・・。


そして、自分のクラスが

時間割表こそないけれども学校みたいに

びっしりとスケジュールが

詰め込まれていることにようやく気が付きました。


(まあ、実際には、英語、体操、プール、行事のための練習

作品展のための制作物などなど。

やることはいっぱいあってそうそう自由に遊び続けることは

ほぼ不可能でしたが(笑)

そして、幼稚園児とはいえ30人の集団生活では

そうした区切りって必要不可欠ですよね・・・。)


幼稚園教諭の資格をとるために学んだ学校は

キリスト教に基づく自由保育推進の教育方針でした。

だから新人の時は、そんなやることがいっぱいある幼稚園に

違和感を感じつつも10年かけて

すっかりなじんでしまった私に気が付きました。


年長組の三学期、学年みんなで一日だけ

幼稚園の中のどこで遊んでもよいし、

いつどこでお弁当を食べてもよい日を設け

お楽しみデーとして遊んだことがありました。

当時はパックの牛乳を飲んでいたため

一つずつ名前を書いていつお弁当を食べるか把握しよう!

と職員サイドは考えておりましたが

まあ、お昼近くになっておなかがすき

誰かが食べ始めたら結局みんな食べるんです(笑)

なんか、健康だな~と思ったことをよく覚えています。


おっと、話がそれましたあせる


ものがあふれたこの時代。だからこそ、

子どもたちは創意工夫をしなくても

なんとなく楽しく遊べてしまいます。

でも、大人になると仕事の中で

どうしたらよいのか、もっとよくするためには

何をするべきなのか、など考えなくてはいけないことがたくさんあります。

戦後のがむしゃらに頑張って右肩上がりの経済を邁進してきた時代とも違い

この先未来では、さらなる工夫が強要されているように思います。


草むらで花の冠をあんだり

割り箸で鉄砲を作ったり、おもしろいことがしたくて

工夫して遊んできた昔の子どもたちの創造力は

半端ないと思います。


私は「生きていく力」という言葉も好きで

それを身に着けてほしいと願っておりましたが

今になってそれは自分の好きな遊びを

長い時間かけてじっくり遊ぶことから学ぶんだと

本当の意味で理解できました。


自由保育ってただ遊ばせてるだけでしょう?

そんな保護者の声も耳にしました。

それが嫌で英語や体操もあるしっかりした幼稚園を選びました

というアンケートも拝見しました。


もう職員じゃありませんが

ただ放置するのと、見守るのは絶対に違うと断言できます。


夏休み。

どこかへ連れて行ったり、楽しい思い出作りは大切ですラブラブ

でも、ブロックでもお絵かきでも、積木でも、お子様が自分で決めて、楽しんで

自分で最後までやり遂げられる遊びの場を

ぜひご家庭で用意して差し上げてほしいなと思います。

集団では学べない貴重なこと。

せっかくの夏休み、それをぜひ体験させてあげてください!!