キー入力の解説。 | PS Vitaの自作ゲームを作ってみる。~Vitaソフトの作り方~

PS Vitaの自作ゲームを作ってみる。~Vitaソフトの作り方~

PlayStation Mobileを使用してプログラミングを行い
PS Vitaのゲームを作ってみるブログです。
PS Vita プログラム入門記事もあります。

こんばんは、まきです。
久しぶりの更新です。

今回は、キー入力についての解説です。

キー入力をするには、KeyJoyMというクラスを使います。
というわけで、KayJoyM.csというファイルを追加しましたね。
これでこのクラスが使えるようになりました。

まずは、クラスをインスタンス化して実体を作ります。

KeyJoyM gamePad = new KeyJoyM();

以降、「gamePad」といオブジェクトを
使うことが出来るようになりました。

次に、gamePad.Get();
を実行します。

この処理をすることで、gamePadオブジェクトのそれぞれのキーの
メンバ変数にキーの押下状態を調べることが出来る状態になります。

「gamePad」は、続けてピリオドをつけることで
「Up」や「Right」などのメンバが出てくるのですが
それぞれキーの押下状態によって戻り値が決まります。

たとえば、gamePad.Upであれば、↑キーを押してれば
trueが、押されていなければfalseが返ってきます。

Up以外にもDown(↓)、Right(→)、Left(←)、
それ以外にもCircle(シミュレータではD)やTriangle(W)
Square(A)、Cross(S)などがあります。

これらをif()文で分岐してやれば、ボタンを押したときの処理が出来るわけです。

if()文の書き方は
if( 条件 ){ 正しいときの処理 }
と書きます。

ですから
if( gamePad.Right ){
jiki.Pos.x += 4;
}

と、書けば→キーを押したときに、jikiのX座標を
4ピクセル動かすことが出来ます。

以前の記事でも書いたとおり、各種初期化が終了すると
ループ処理になります。

ループ開始直後に、gamePad.Get();でキーの押下状態を取得し
その後、各キーの押下状態を調べてやれば良いわけです。

というわけで、キー入力の説明は以上です。

次回は、音を鳴らすプログラミングを紹介したいと思います。