ズーム交流会〜自分たちが伝えていく〜と語る高校生&大学生。 | 宇宙と地球とつながり、本質を生きよう*レイキ*音*色ケアンズケワラビーチ発

ズーム交流会〜自分たちが伝えていく〜と語る高校生&大学生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日の第5回福島とケアンズをつなぐズーム交流会の報告です。

 

 

 

 

次回キャンプにご参加予定の生徒さん、保護者の方々

と第一回目のキャンプに参加してくれた鈴木がくとくん、第4回目に参加してくれた久下すみれちゃん

去年参加してくれた平栗かりんちゃん、

 

ホストファミリーのバネッサさん、またケアンズはじめ、ホーシャムやNSWのオレンジからもご参加くださいました。

 

色々な年代の福島キッズが参加してくれたことで、

311震災時は幼稚園だったので、その当時のことはほとんど覚えていない。。。という生徒さんのお話を聞いて

今、高校生や大学生になった子供達が、

 

だんだん311の経験や原発のことを話せる世代の子供達が少なくなってきている。

自分たちが、311で経験したことを経験していくことが大切なのでは!

 

と思ったということをシェアしてくれたり

 

 

またあきなさんが、

福島で保養プロジェクトを主催されているFoeさんの活動内容を伝えてくださり

子供も大人も一緒に参加して、それぞれの想いをシェアする保養であることから

 

お母さん達は、311からどんな想いで私達を保養に送ってくれていたのかなど

子供もそうだし、お母さん達や大人の話ももっと聞いてみたいと思った。

 

という声もあり、色々な気づきのあるズーム交流会となりました。

 

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

____________

 

ズーム交流会の内容

____________

 

 

まずは、谷聖彩さんが、311のことや福島の今についての作文を英語と日本語で読んでくれました。

 

とても素晴らしい内容で、英語もとてもよくがんばっていました!

 

 

谷さんの作文を聞いての感想をシェアしあいました。一部をこちらにもシェアさせていただきます。

 

 

 

次回キャンプ参加生徒さん方より

 

*英語で発信しているのを聞いて、すごいなと刺激を受けた。

私も、311があったのは、幼稚園の小さい時だった。

当事者として、自分も地元の人のために頑張ろうと思った。

 

これまで震災のこと発信する機会がなかったので、これからしていきたい。

すごい英語が聞き取りやすかった。

 

 

*311から10年近くたって、

体験してない人たちにどう伝えるか?

伝えていこうとうする姿勢、見習いたいと思いました。

 

*特別授業で震災を振り返る機会があるのは、よいと思った。

オーストラリアの困っていることを助けたいというのもすごいと思った。

 

*英語の作文きいて、英語の発音がとても素晴らしかった。

震災の記憶があまりないが、きいたりして伝えていきたい。

 

 

曲山さん

 

311から10年たって、今年はコロナの影響で、保養にも行かせてあげられず、

県外にでもいけせてあげたい。

 

 

平栗かりん(2019キャンプ参加)

 

2つ下の谷さんの作文を聞いて、311を体験した年齢が年々若くなってきていること改めて感じた。

震災当時、またそれ以降、大人たちがどう配慮してきたか、親に聞かなきゃ分からないこともあると思う。

そういうことを聞いたりして、まとめていたこと良いと思う。

 

また、例えば、Volunteer の発音など、より現地で伝わりやすい発音があり、こういうズームの機会に、みんなで一緒に練習していけたら良いと思う。

 

 

木村潤子さん(NSW州オレンジより)

 

福島のことが気になりながら、何からやっていいのか?できてないことに悶々としていましたが

間接的にでも参加できたらいいな〜と思っています。

サポートしたいと思っていたが、逆にみんなの笑顔に勇気づけられています。

 

 

久下すみれ(2018キャンプ参加)

 

私が震災を経験したのは、小学生のときだったけど、みんなは幼稚園のときに震災を体験している。

何がなんだかわからなかっただろうな〜。こわかっただろうな〜。と思いました。

311の震災のことを後に伝える世代が終わりに近づいていること、自分たちが発信していく大切さを感じた。

 

グローバルな授業のことは、これまで聞いたことなくて

いいな〜聞いてみたいな。と思いました。

 

 

鈴木がくと(2015キャンプ参加)

 

311からコロナになり

感じる不安な気持ちがわかる。

 

コロナの話でもちきりで、311が風化している中

このままだと、コロナの波に追い込まれて、311のことが後世に残らなくなってしまう。

 

そんな中、若い世代が英語で発信していく、このような機会はとてもすばらしいと思った。

 

第一回目のリフレッシュキャンプに参加して、学校で200名の前で福島の状況を発表したりしたことは、

その後、色々は場面で生きてきて、よい経験をさせてもらったと思っている。

今は、あの時には入ってなかったプログラムも入ってるようで、いいな〜って思ってます。


 

バネッサさん

 

来年みなさんが来られることを願っています。

ホストファミリーとして、うちにきてくれる子供達は、私たちにとって家族であり

新しい友達です。

すばらしい英語で、福島のことや想いをシェアしてくれて本当にありがとう。

とてもすばらしい作文でした。


 

稲吉純子さん

 

とても素晴らしい作文でした。

ケアンズでも、みなさんの想いを自由に伝えて欲しい。

色々落ち着いて、ケアンズでみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

 

 

あきなさん

 

英語も日本語も素晴らしかったです。

グローバル授業もとてもすばらしいと思いました。

 

 

__________________

 

 

そして、あきなさんより

7月19日のズーム交流会でもシェアしてくださった

FOEさんの保養活動や今の現状についてのシェアを英語と日本語でしてくださいました。

 

 

 

Foe

311の後、福島に住むことを選んだ方へ。追加被曝を避けたい人への保養プロジェクト

福島ぽかぽかプロジェクト

 

 

今の福島の問題点について、海外から保養キャンプを開催している私たちも、福島からご参加くださる皆様の声と共に、参考にさせていただいています。

 

https://www.foejapan.org/energy/action/111212.html

 

Foeさんの活動報告書より。

https://www.foejapan.org/energy/action/pdf/pokapoka2018.pdf

 

ぽかぽか参加者のおかれている現状

放射能に関して、話のできない状況

国や福島県は、「福島は安全です!放射能の心配はいりません!風評被害を払拭しましょう!」と声高にキャ ンペーンを行っています。そんな中、被ばくや健康被害に対する不安を家族や友人の間でも話すことはなかなかできません。不安や心 配を心の奥にしまい込んだまま、何もなかったかのように毎日過ごしています。

 

今の福島の問題点

1「福島は安全です」という復興キャンペーンの中、放射能に関して話すことができない。
2 除染により出た汚染土を公共事業や農地造成などに再利用する計画が進められている。

3 ALPS 処理・汚染水にトリチウム以外の放射性物質も多く含まれていることが分かったが、 海洋放出が検討されている。

4 子どもたちの甲状腺がんは、200 人を超えたが、放射能の影響とは考えにくいと福島県の 検討委員会は結論付けた。

5 原発事故を子どもたちにどう伝えるかと悩む中、放射線に関する副読本が全国に配られ、  放射能や被ばくに関して触れられていないなど、内容の妥当性に疑問を持つ専門家もいる。

6 原発事故子ども・被災者支援法の基本方針で予算化された「ふくしまっ子自然体験・交流 事業」の予算は、年々減額され、2019 年度はふくしま復興事業に組み込まれてしまった。

 

7 モニタリングポスト 2000 台の撤去が発表された。(お母さん方が立ち上がり、署名運動や 申し入れを続け、2019 年度は引き続き設置されることになった。)

 8 空間線量は確かに下がったが、土壌汚染はまだまだ続いており、除染が終わった通学路や  公園でもホットスポットが存在する。
 9 基準値以下のセシウムであっても、毎日摂取することにより、体内に累積的に蓄積される  ことが懸念される。きのこ、たけのこ、山菜などが除染されていない場所で採られ、測ら  れないまま、出回り始めている。
10 避難者への住宅支援の打ち切りにより、経済的、精神的に苦しい状況に陥っている避難者がいたり、避難解除により帰還可能になった地域でも帰らない選択をする人も多くいる。
そして、近所や親せきから、山菜やきのこ、たけのこをいただくことも増えました。

保養に来て、子どもたちが思いっきり外遊びすること、安全安心な食事ができることに加え、放射能のこと や被ばくのこと、健康の不安や家族と意見の違うことなど自由に話せることが、参加者から求められています。

(Foeさんのネットで掲載されている活動報告書参照)

 

Foe ぽかぽかプロジェクトのサイト

https://www.foejapan.org/energy/action/111212.html

https://www.foejapan.org/energy/action/pdf/pokapoka2018.pdf

 

 

ケアンズリフレッシュキャンプにご参加くださる福島の方々からお聞きしている声とも共通していて

とても考えさせられます。

 

福島の方々がシェアしたい想いがあるとき、自由に発信できるプラットフォームでありたい。

といつもご協力くださっている方が伝えてくれていたことがとても印象的でした。

 

 

あきなさんが、英語と日本語でFoeさんの活動について説明してくださった後に

届いたみなさんの感想です。

 

______________

 

久下すみれ(2018キャンプ参加)

 

ぽかぽかプロジェクト、キッズの話

子供達だけでなく、お母さん、お父さんたちのためでもあるプロジェクトというのが印象的でした。

 

 

鈴木がくと(2015 キャンプ参加)

 

311のことが風化しないように、積極的に発信していくことが素晴らしいと思う。

学生のときは遊ぶことだけだけど、親の目線も聞けるのが良いと思う。

僕も、行動範囲を広げて、ボランティアなどしていきたい。

何かできることがあったら言ってください。

 

バネッサさん

 

Foeさんの活動やメッセージにとても考えさせられました。

震災のときに幼稚園だったり、若い子供達のメッセージに考えさせられます。

 

今はコロナの話題で持ちきりだけれど、コロナがあっても311を忘れないでほしい。

私は、ニュージーランド出身ですが、ホストマザーとしてこのプロジェクトに参加して

とても考えさせられるきっかけをもらっています。

 

そして、この活動がみんなの声を自由に発信するプラットフォームでありたいと思っています。

みなさんの声をシェアをしてくれて、ありがとうございます。

 

来年、ケアンズに来られることを祈っています。

 

ここは、すごく美しい国で、たくさんの素晴らしい自然、歴史があり、素敵な人々がいます。

たくさんの愛と共に。

 

 

木村じゅんこ

 

311が風化してしまうことを心配したり、現地のことを知りたいと思っていても

どういう風にサポートできるのか?よくわからなかった。

みんなの声きくこと大切。

この機会にプロジェクトのことを知ったり、若い人の声を聞いて、みんなの声を伝えていく場。

みんながんばっている。私もできること参加したい。

明るいみんなの活力と、みんなと一緒にみんなでやっていけたらと思う。

 

 

稲吉じゅんこ

 

このプロジェクトがみんなの気持ちを伝える場所でありたい。

自由に思いを伝えてほしい。

 

 

次回キャンプ参加生徒さん方

 

*保養に行った人や現地の人の声を聞けるのはよい。

子供と大人の保養プログラムということで、子供と大人の考えが聞けるのもよい。

英語でコミュニケーションをとって、海外にも福島のことを伝えていきたい。

 

*自分がわからなかった震災のこと、小さいころから保養に参加していたので、

自分の分からなかったお母さんの気持ちが少しわかった。

今の現状や汚染された地域のこともわかった。

 

 

*ズームに参加して、みんなやさしくて安心した。

ぽかぽかプロジェクトの話では、保護者と子供の気持ちどちらも大切

と感じました。

 

*汚染水の放出について議論されていることなど、全く知らなかった。

福島の人が知らないと、福島外の人も知らない。

まずは自分たちが知って、外に人にも伝えていくことが大切に思う。

 

*保養に行った人、現地の人の声が聞けてよかった。

英語でコミュニケーションをとることが大切。

子供も、大人もみんなの考えを知ることが大切だと思った。

 

 

去年キャンプ参加生徒さん

 

改めてどんな想いで参加したかを聞いて、自分も保養に参加したときの初心に戻った感じで嬉しい。

放射線量マップに見慣れた街が出てきている。中学では、そういう話ができても

高校に入ってから、そういう話をすると、もう放射能は大丈夫と言われることもあり、高校では、こういう話をしにくい。

似た考えの人たちと、こういう風につながって話すことができて嬉しい。

________________

 

 

あきなさんが、日本語と英語で、とても濃い内容を短縮して伝えてくださいました。

 

その中の福島での食べ物の安全性の部分についてきちんと伝わっていなかったかもしれず

今一度、あきなさんが食べ物の安全性についての詳細をシェアしてくださいました。

 

 

福島のことは、福島に住んでいる方々でしか伝えられないことがあり

 

福島の方々の自由に伝えたい想いがあれば、その想いに耳を傾け

大人も子供も一緒に何ができるか考えていく、ケアンズリフレッシュキャンプがそのような場であるとよいな。

と改めて感じていました。

 

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

こちらのズーム交流会、定期的に開催していきますので、

ご参加ご希望の方はぜひお気軽に

 

smilewithkids8@gmail.com

 

までご連絡ください。

 

ありがとうございます!

 

 

 

__________________________

 

追記:

 

今年はコロナさんの影響で、保養キャンプも中止になってしまったものが多いと聞いています。

そんな中、ズームでケアンズの動物園とつながれるチャンスです。

 

 

ケアンズの動物園とズームでつながるバーチャル動物園ツアー(無料)のご案内。

 

https://www.tabikobo.com/tabikai/online0814.html?fbclid=IwAR0KygWQjE3--56-meIBtZHBZ1QbxZtJvNKWp8lGFYFIZjsP1CBRdmPfSNE

 

「8月14日(金)12:00~」ケアンズの動物園と中継を繋ぎ、バーチャル動物園ツアーを開催されるそうです。

 

参加費は無料だそうです。

 

オーストラリアといえば定番のカンガルーやコアラなど、様々なオーストラリアアニマルを
バーチャルツアーで覗きに行きましょう!運が良ければコアラの赤ちゃんに会えるかも…?!
今回は中継がメインなので、途中参加も途中退場もお気軽にしていただいてOKです。
お家でうずうずしているお子さんも、動物を見て癒やされたい大人も、ぜひこぞってご参加ください!

※ライブ配信のため、動物たちの気分がノっていなければカメラに映ってくれないこともあります。
ご期待に添えない場合もありますが、ご了承ください。
当日はできる限り動物たちのテンションを上げられるよう飼育員共々頑張ります…。

 

とのことで、詳細はこちらです→

https://www.tabikobo.com/tabikai/online0814.html?fbclid=IwAR0KygWQjE3--56-meIBtZHBZ1QbxZtJvNKWp8lGFYFIZjsP1CBRdmPfSNE

_________

 

 

 

とても長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!