幸せの秘訣

私たちのお兄ちゃん的存在である
マイクの仲良しＤが
先日ケアンズを発ちました。

Ｄはいつも人の輪の中心になっている人気者。
いつもジョークたっぷりのトークで
周りの人々を愉快な気持ちにさせてくれるエンターテイナーでもあります。

なのですが

数年前から

オーストラリアのインフレーションなどの情勢や
長年働いていたツーリズムでの仕事内容も含めて
何もかもに行き詰まりを感じていたのでした。

そして
自分について模索中だったのですが

そんな中
海外で英語を教えるプログラムに参加していて
去年頭よりインドネシアのある島の学校で英語を教えることになったのでした。

インドネシアに行く直前に
メルボルンで会ったのですが

何もかも投げ捨てたわけではないんだ。
だけども、一度オーストラリアを離れて
フレッシュな気持ちになってやってくる、、、と

言っていたのでした。

とにかく１年行ってやってみる。

もし１年たってやっぱり考えが変われば
オーストラリアに戻ってくるよ。

と家もそのままにして
旅立ったのでした。

そんなＤが
インドネシアについて
しばらくしてから
教えてくれたことは

とにかくハッピーだ。
今、自分の人生を生き生きと過ごしているよ。

今はまだテレビもない部屋だけど
その分、読書をしたりしている。

子供達が英語を教える僕を
すごく必要としてくれていて
熱心に授業に参加してくれる。

何もないところだけど
自然の中で
本当にハッピーに暮らしているよ

とのこと。

私たちもＤがやっとハッピーでいられる場所がみつかったんだ、、と
すごく嬉しくなったのでした。

それと同時に
オーストラリアでは家に帰ると
あんなにテレビづけだったＤが
テレビがなくてハッピーだなんて！とびっくりしたのも確かでした。

今回ケアンズに戻ってきたのは
そのままにしてあった家のギャレージセールのため。

家のことは何でもこなせる
ハンディマンでもあったＤは

色々なツールなどたくさんの荷物が
ギャレージに残されたままだったのでした。

今回ギャレージセールを開催し
荷物もすっきりと片付けたようです。

本当にＤがオーストラリアから離れちゃうんだな、、と思うと
ちょっと寂しいのですが

それ以上にＤが自分の居場所をみつけられたこと
生き生きとした
以前のようなハッピーなＤに会えたこと

本当に嬉しかったです。

人生一度きり

人から何を言われようと
何と思われようと

自分の幸せは自分でつかむもの。

迷いながらも
自分の気持ちに正直に
まっすぐに進んでいくことの大切さを改めて教えてもらうのでした。

もうひとつ
荷物少なくシンプルで過ごす事の大切さ～それが幸せにもつながる、、
ということも

ヨガの先生がいつも見本をみせながら
教えてくれていたことでしたが

改めてＤが教えてくれました。


シンプルライフを実践しながら
気がつくと物が増えてしまっていたので（汗）

カツをいれながら
シンプルなすっきり空間を楽しんでい～きたいと思うのでした。

最近
ケアンズを出てしまう方が重なって
ちょっぴり寂しいのですが

離れていても
いつも思い出せるし
また会えることが楽しみだし

いつもその分も

素敵な出会いに恵まれているので
そのことに感謝しながら

ケアンズライフ
これからも
楽しんでいきたいと思います。


長くなってしまいましたが
お読みくださいまして
ありがとうございました。