石巻遥菜第5回ソロ企画
「どこにもいけない僕らの心は、いつかどこかにいけるのだろうか」
先日全ステージが終演しました。
「無力感」
「どこにもいけない僕ら」
「閉鎖病棟」
をテーマにした、60分間の1人即興
どうなることか…
思った瞬間もあったし
胃が痛くて痛くてしょうがない時もありましたが
頼もしいスタッフのみんな
素敵なお客様たち
のおかげで、駆け抜けることができました
本当に本当にありがとうございます…!
「閉鎖病棟-それぞれの朝-」という映画が好きで、それをいつかやりたいと願っていた自分や
昨年取り扱いたかった「自殺」というものについて考えて考えて考えた中で感じたり見つけたりしたことや
昨年ソロ企画ができなかったり、オーディションにたくさん落ちている自分のやるせなさや…
きっと、そんなものが全部合体して出来上がった公演なのだと思います。
"現実は、いつだって地獄だ"
そんなことを、劇中決まりの台詞として主人公が言っていました。
この世の中、地獄がたくさんあります。
認めてもらえたかったり、
裏切られてしまったり、
愛がおざなりにされたり、
自分の今までの人生が無駄だったように見えてしまったり、
大切にしていたものが崩壊してしまったり…
どこにもいきたくなくなる。
ただ、ただ、安全なところに逃げ込んでいたくなる。
安全で、何も起きない、恐怖と不安と刺激がないところに。
それだって、一つの自分を守る為の大切な選択で。
いいのです、逃げたって。
いいのです、どこにもいけなくたって。
いいのです。
それがないと本当に、自分が壊れてしまう時があるのだから。
時間が経って
何かが見えて
どこかが落ち着いて
そんな時
「どこかにいきたい」と
願ったそんな時
僕たちは、立ち向かわなくてはいけないのだと思います。
怖いことに。
見たくないことに。
どうなるかわからない所に飛び込んでいかなければならないのです。
挑戦や未来は、未確定な世界で
また同じ傷つくことに見舞われるかもしれないけど
新しい場所に
新しい自分に
出会うために
飛び込まなければならないのです。
怖いよね
怖いよねぇぇ
たぶんさ、最後の、
一歩を踏むという決意は
自分1人でしなきゃいけないけど
それが出来やすいように、背中を押すことや、大丈夫と声をかけることはできる。
この公演が、きっと、
見てくれたみんなにとって、
そんな公演になれたらいいなと
願ってお届けしました
さぁ、どうだったのだろう
それは見た人たちのみぞ知る
制作あやけちゃんが、
石巻への無償の愛を注いでくれたから私はメンタル折れずに駆け抜けられたし、
お客様を気持ちよく出迎えてくれたから、安心して私がやれる場が出来ていた。
音響はるが、
誰よりも先に私の挑戦を讃えてくれたから舞台上で自信を持つことができたし、
途中の物語にとって大切な登場人物のチョイスを、不安になったり怖かったりしながらもやり抜いてくれたから、私も勇気を持つことができた。
照明ゆうきが、
冷静で私が聞きやすい言葉のチョイスで、フィードバックをくれたから、最後の展開に辿り着くことができた。
さらに、たくさんクリエイトを重ねた絶大な信頼をおいているゆうきがいてくれるということが、とてつもなくありがたかった。
そしてね、そして
お客様
皆さんの力を絶大に感じた公演でした。
「無力感を感じた瞬間と聞いて思いつくものを持ってきてください」
なんてさ、無茶振りなのよ
でも、たくさんの人が考えたり持ってきてくれたりした。
その力は、本当に本当に本当に強くて
だからこそ、あの物語たちができたし
そして皆さんが物語を見ながら、途中途中の道筋を決める為の質問に答えてくれたからこそ
あの結論に辿り着くことができた。
本当に、お客様って偉大だ
だからこそ、奇跡のような3本の物語が生まれました。
自分を偽っていた、死に魅せられてたあの子も、
依存から逃れられなくて苦しんでたあの子も、
何も感じなくなってしまったあの子も、
皆さんのおかげで、どこかにいくことが出来ました。
本当に本当にありがとうございます。
さぁて、公演は終わりました。
ここから先、私はこの公演でもらえたら素敵なプレゼントを手に、
どこにいくことが出来るのか。
それはきっとこれからの私次第。
時に逃げ込んだり
時に「どこにもいけない」と嘆いたりしながら
現実と、向き合って生きていきます。
※DVDの販売は6/30まで行っております!
ご希望の方はぜひこちらからご購入を何卒お願いいたします🙇
(発送は7月上旬を予定しております)




