司会者についての記事 に関連してそういえば、と思うこと。
司会者は、会の司会進行を握る表に出るお仕事ですが、
似たような立場とはいえ、実は、通訳は裏方。
一見華やかなイメージあるかも知れないけど。一般的にはそうです。
ただ似たようなコトが言えます。
クライアント(スピーチを通訳してもらう主役本人)と異なるインパクトをもった訳出にしてしまうと
それは、厳密な意味では、ちょっと違う感じになっちゃう。(クライアントさんが本来意図していた雰囲気になっている場合だったら良いヘルプになってるけど)
クライアントの気持ちに寄り添って、一緒にサポートします、っていう
空気のような存在になれてはじめて クライアントのメッセージを最大限に生かす訳出、ということになるんじゃないかと思うのです。
・・・この辺りの感覚は全く違う分野の方でも、共通すること感じて(目指して)お仕事している方、いらっしゃるんじゃないかな。
メッセージを伝えるキーパーソンではあるけど
あくまでも引き立て役のツールだという立場を忘れないでおかないと。
例えば、あまりに貫禄のある、素晴らしい出来る方が通訳になった場合、
通訳の時にその方自身のカラーを消していかないと、
いわば 「○○さんのメッセージ、□□風味」 >_<
みたいなことになっちゃってスピーチ本人さんの雰囲気を伝えきれない。
「メッセージ」は実は言葉に出てくる単語の羅列だけじゃなくて
しぐさだったり話し方だったり、考え方だったり、反応のスピードだったり、場合によっては見た目や格好(良い悪いの意味じゃなく) だったりもするのです。
もう、やり方は千差万別、各通訳者さんのカラーによりけりで正解はないんだけど
私の場合、始めて出会って、その人の雰囲気や話し方、意向を踏まえてお伝えしたいので 事前打ち合わせ、(ブリーフィング)では、出来るだけ普通の会話(世間話)などもできる余裕を持ってお会いするのが好きです。
あ、私自身の不安解消のための時間!?
とも言えるかも知れないけど。。。