先日は、とある省庁でのお仕事でした。![]()
前に上げたブログでも触れましたが、
詳細まで予定が決まっており、書類や情報も頂けたため、
大変助かりました。官僚の皆様というのは、
書類づくりや事前手配をきっちりなさるものだと今更ながら感心。
会議のお時間も、1分でも予定時刻を過ぎようものなら
「お約束のお時間が・・・」と秘書さんが、時間終了を告げに来る。
海外の客先とのビジネスの場合には「予定通り」といっても、
30分や一時間平気で開始時間が遅れたりする文化もある中で、
予定時刻きっかりに 分刻みなスケジュールもこなすことができる
のだと 今一度 感心。
ちなみに、
通訳の仕事をする前には、(とくに初対面との人の場合)
通訳に付く人と顔合わせして、その方のプロフィール や
今までの経緯(話の流れ)、
その日の会議の目的、
講演や会議の内容の確認をしたり、
使う資料などの確認をしたり、
どのようなタイミングで通訳として入るか、を確認する事前打ち合わせ (ブリーフィングといいます)を行います。
通訳は、その方個人個人によってスタイルが違いますけれど
私の場合は、通訳って、「スピーカーの代弁者」 かな、
と思っています。
だから、顔合わせのミーティングの時に、
まず、「何のために、どうしたいのか」という目的を確認。
その人の口調やアクセント(お国柄が反映されているので)を確認しつつ、
お時間があれば、少しだけプライベートのお話などもしてお互いリラックス出来ると私は個人的に安心。
スピーカーの気持ちになって、
スピーカーが優しい口調の時は、和やかな
気持ちで語りかけるように、
ビジネス風なら(内容や参加者の雰囲気によりますが)
多少堅く
するように心がけています。
そして、 「英語を日本語に」とか「日本語を英語に」 というよりは
「伝えたいメッセージが、同じ内容・ニュアンスにできているかどうか」
ということに注意している気がします。
・・といっても、 自分でそんなに調節出来ているか分からないので、気のせい といってしまえば、それまでですが。
できるだけ、その場の雰囲気を吸収して、馴染んだ雰囲気で話が出来るように目指しています。(←大御所な通訳の先輩方からみればまだまだかも、なので。。)
講演会の時には 「バイリンガル司会者」であったり
商談の時には 「双方向に向けての仲裁役」であったり
という気分にもなります。
場に応じて 何でも屋さん風 に対応しております。。。
ところで、この度は、ちょっとだけ照れくさかった体験が。
ブリーフィングの前に、少し時間があったので お化粧室に行っておこうと思いました。
フロア内の場所を問い合わせたところ 若手の職員の方が、手際よく廊下までご一緒くださり、
教えてくださった。
「廊下をまっすぐ出て、あの、消火器のある角の所を右に曲がって頂いたところです」
さすが○ム省。ご丁寧だし、正確なインストラクション。。
「あ、分かりました、どうも、ご丁寧に。」
で、私は、お手洗いの方向に歩き始める訳ね。。
そしたら、その若き官僚クン、
(きっと、対応に困ったんだろうね)
「では、行ってらっしゃいませ」 といって、敬礼してくださった
((>д<))
高級ホテルや宮殿みたいな場ならまだしも
ふつうのオフィスの風景の中、
私の後ろ姿なんぞに、敬礼してもらっちゃって、
(・・・しかもお手洗いに行くのに!
2、3分で帰ってくるよ~。 )
なんだか,とても照れくさいような,気分。。
私も敬礼お返すべきか。。
ラ○フカードの"切り札"のTV CMみたいに (分かる?)、
ほんの一瞬の間だったけど、
それは 深ーく 迷ってみたのでした! : P