「…移動します(-_-#)」
「なっ…え? ちょっと待ってよ…」
ギィィ…バタン
私の言葉を遮り閉じられる扉。
「はぁ…」
私は深い溜め息と共にうなだれる。
「何でよ!? 」
………
……
…
無事狩りも終わり、帰りの馬車の中でボソッと彼がつぶやいた言葉を思い出す。
「…弓で攻撃スキル無しはありえん」
攻撃スキル。
それは「火事場」「攻撃力UP」「見切り」「餓狼」等々。
そういったスキルが無いのは有り得ない、ということ。
その言葉が胸に突き刺さる…。
狩りから戻った私は工房の別室に籠もり、「装備目録~防具編~」と連日格闘していた。
攻撃スキル、なくてもモンスターを狩れないワケじゃない。
でも、先日の様な「イヤミ」を言われるのは正直面白くはない。
如何に私が温厚な性格でも、だ。
狩りには常に危険が伴う。
工房の職人達が日々研鑽を積み、鍛え上げてくれた防具は確かに私達ハンターの身を守ってくれてはいる。
しかし、モンスターの攻撃をまともに受ければ、防具以前に体が保たない。
炭化した肉体が纏う鎧。
以前森丘の洞窟で見たハンターのなれの果てを思い出す。
頑強な鎧に守られている私達ハンターは、モンスターの牙や爪が肌に直接食い込むことは滅多にない。
しかし被弾による衝撃や熱、電撃といったものは確実にダメージとして己の肉体に蓄積されていく。
防具の堅牢さで身を守ろうとすれば衝撃を殺すこと叶わず、衝撃から身を守ろうとすればそれは柔らかい防具となり、牙や爪を防ぎきる事は出来ない。
その為、回避しきらねばならない攻撃とそうでないものを区別し、受ける場所も瞬時に判断し実行する必要がある。
もハンターの技量如何によって、受ける被害も違ってくるのだ。
なんとか帰還したものの、打ち身や火傷が酷くて数日動けない場合もある。
己の未熟さを痛感し、枕を濡らしたことも一度や二度ではない。
生命を落とす危険を負ってまで、効率を求めることはない。
私の持論だ。
どんなに激しい攻撃も全て見切り、避けきれる程の域に自分の技量はまだ達してはいない。
でも…
言われたままというのは悔しい。
今は無理でも何時か使いこなせる様になってみせる。
そんな思いで新しい装備を検討していた。
「なっ…え? ちょっと待ってよ…」
ギィィ…バタン
私の言葉を遮り閉じられる扉。
「はぁ…」
私は深い溜め息と共にうなだれる。
「何でよ!? 」
………
……
…
無事狩りも終わり、帰りの馬車の中でボソッと彼がつぶやいた言葉を思い出す。
「…弓で攻撃スキル無しはありえん」
攻撃スキル。
それは「火事場」「攻撃力UP」「見切り」「餓狼」等々。
そういったスキルが無いのは有り得ない、ということ。
その言葉が胸に突き刺さる…。
狩りから戻った私は工房の別室に籠もり、「装備目録~防具編~」と連日格闘していた。
攻撃スキル、なくてもモンスターを狩れないワケじゃない。
でも、先日の様な「イヤミ」を言われるのは正直面白くはない。
如何に私が温厚な性格でも、だ。
狩りには常に危険が伴う。
工房の職人達が日々研鑽を積み、鍛え上げてくれた防具は確かに私達ハンターの身を守ってくれてはいる。
しかし、モンスターの攻撃をまともに受ければ、防具以前に体が保たない。
炭化した肉体が纏う鎧。
以前森丘の洞窟で見たハンターのなれの果てを思い出す。
頑強な鎧に守られている私達ハンターは、モンスターの牙や爪が肌に直接食い込むことは滅多にない。
しかし被弾による衝撃や熱、電撃といったものは確実にダメージとして己の肉体に蓄積されていく。
防具の堅牢さで身を守ろうとすれば衝撃を殺すこと叶わず、衝撃から身を守ろうとすればそれは柔らかい防具となり、牙や爪を防ぎきる事は出来ない。
その為、回避しきらねばならない攻撃とそうでないものを区別し、受ける場所も瞬時に判断し実行する必要がある。
もハンターの技量如何によって、受ける被害も違ってくるのだ。
なんとか帰還したものの、打ち身や火傷が酷くて数日動けない場合もある。
己の未熟さを痛感し、枕を濡らしたことも一度や二度ではない。
生命を落とす危険を負ってまで、効率を求めることはない。
私の持論だ。
どんなに激しい攻撃も全て見切り、避けきれる程の域に自分の技量はまだ達してはいない。
でも…
言われたままというのは悔しい。
今は無理でも何時か使いこなせる様になってみせる。
そんな思いで新しい装備を検討していた。