クインカンクスもしくはインコンジャンクトという150度のアスペクトがあります。
最近ではわりとメジャーになりつつあるマイナーアスペクトです。
簡単に言えば見てないことにされるアスペクト。
ネイタルにクインカンクスがある場合、弱い天体の方が強い天体に無視される傾向にあります。
オニール八菜さんというバレエダンサーがいますが、もう少しでエトワールにも届くと言われている方です。
(ぶっちゃけバレエには疎いので調べましたけど、要はバレエ団の中でスターダンサーの位置)
この方が火星と土星のクインカンクスを持っているのですが、指導者からも
「彼女は賞をもらうことで、慢心するような子ではない」
と言われるほどの努力家
そのはず、火星と土星のクインカンクスは火星の突発的な行動力を土星が冷静に持続させます。
普通の人ではもう無理〜!と諦めてしまいそうなことでも続けられる。
火星が「よっしゃ、一気に行くぜ!」
となると、
土星「(火星が目の端に見えながらも)
もっと時間をかけてやっていこう」
と、無視するんですね
これは火星と土星の場合ですが、受動的な月の場合だと、心休まずに少ししんどい思いをするかもしれません。
このクインカンクスが2つ合わさって角度を持つと「ヨッド」という複合アスペクトができあがります。
なかなか奥深いアスペクトの一つです