占星術において太陽は父親、月は母親などと読まれることがありますね
太陽がノーアスペクトやハードなアスペクトがあると「父親との関わりが薄い」といったような内容を見かけることがあります。
縁が薄い、関わりがなかった、そもそも不存在。
これまで見てきたお子さんの中にも太陽ノーアスペクトの子がいました。
蟹座なお子さんで、月も水星も火星も水だったので、いろんなこと満遍なく遊ぶというよりもいつも決まった子とべったりしてる関係が好きな子でした
お父さんもよくお迎えに来てくださいましたし、急に仕事休みになったから遊びに行きます!とお休みすることも
子育て熱心なお父さまだなぁと思っていましたけど、そのお子さんから
「お父さんは最低だ!」
なんて心臓がドキリとするようなことを言っていたことがありまして
も〜、どうしたのそんなこと言って〜
なんて内心ドキドキで言ったのですけど
そこは蟹座のお子さんらしく、
「お母さんだって仕事してるのに家事を何もやらない!」
な、なるほどねぇ〜
さすがにご家庭の中のことまでわからないので、私たちの目に映るお父さんの姿は「良いお父さん」そのものでした。
ですがこの蟹座の子の中では父親像というのは他人の目線とは違ったものだったのでしょう。
お父さんから見るとどうだろう?
自分は送り迎えもしているし、休みの日には子どもと遊ぶ。
父親をしているという感覚は少しなりともありそうですけど、実は子どもにとってはそうではない受け取り方になる場合がありますね。
もうね、こればっかりは仕方ない
そういう星だからさ〜、というと冷淡に思われるかもしれませんけど何をどうしても星は変わりませんしね
親と子といっても人格は別ですからある程度大きくなれば、どう感じてどう思うのかはそれぞれの考え方によるものです
この子がどのように親と関わって、どう育っていくのかを知るときには、何も太陽だけでなく4ハウスのカスプを見ても良いですし、それこそミッドポイントなんかを見たらよくよく分かるんじゃないかなぁと思います