月は生存本能のようなものですから一番保護されているべきところ。
蟹座はルーラーが月なので、自分の手の届く身の回りの人だけを守ります。
自分の殻の内側に入れた人のためなら!とお世話をしてくれますね
一方、反対のサインの山羊座はルーラーが土星。
みんなが同じようにルールを守らないと輪が乱れる!多少の我慢は必要なんです。
月が山羊座の場合、古典ではデトリメントといって月が上手く生かされないと言われます。
本来の月の無邪気さが、ルーラーが土星である山羊座の月だとうまく発動できずに居心地の悪さがあるということで、だからなんだって話なんですけど
スイーツが美味しいお店に来たのに、出されたのはブラックコーヒーでしたとかそんな感じ←
でもコーヒーはコーヒーで良さがありますし!
ネイタルにスクエアなどハードがあるのと同じで、それが標準装備になるので自分の中では当たり前なんですよね。
人生の途中で月が蟹座になります〜!っていうなら話は別ですけど
なので山羊座の月だからといって、いい大人になっても、
「満たされないのは山羊座の月だから」
と嘆くのは問題はそこじゃないんだろうなぁと思います。
とはいえ、やはり母や祖母が厳しかったという思いはわたしの中でもありまして。
山羊座の月プラス土星が重なってましたし何より規格外の月。
本来ならもっと子どもらしさを爆発させて良いようなものの、今思うと子どもらしくない子どもで変に物分かりが良かっただろうなぁと。
母や祖母から言われていたのは、
「よそにいったときに恥ずかしいから」
「周りの人にどんな風に見られるか」
「ちゃんとマナーを知らないと恥をかく」
「先生の娘(孫)として恥ずかしくないように」
(え?わたしって恥ずかしい存在なの…?)
そんな感じだったので大人からの目線を常に気にしていましたし、こんなことをして親に恥をかかせないだろうかということを考えているような子どもでした。
こういうことを言ったら怒られるな、機嫌が悪くなるな、ダメって言われるなぁ。
じゃ、言うの(やるの)やめておこう。
大人になってからも「こんなことして変に思われないかな?」マインドは常にあるんですけど
何せ太陽と天王星+海王星が合なので、
そんな風には見られないんですよね〜。
もうね、諦めました(いい意味で)
幼少期の躾で良かったなぁと思うのは大体どこにいっても年配の方からは
「あら〜しっかりしてるわねぇ」
「若いのにすごいわぁ」
と言ってもらえるところ
なんだ!良いこともあるじゃん!
タロットでいうカップの5のようにないものばかりに焦点を当ててたらそりゃいつまでたってもない訳ですね
あるものに目を向けてあげないといつまで経っても「月が満たされない〜」と言うことになりますから、ないものはないと早めに諦めて、あるものに焦点を当ててあげると今よりも心穏やかになれるかもしれませんね