たくさんの方の鑑定させていただいている中で思うことがあるのですが、お悩みを聞いていると、ご依頼者様の本当の悩みはどこなのだろうと感じる時があるんです

ご依頼者様ご自身でも気付いていないときや、心の中に本当の悩みがあっても取り出しやすい悩みをお話しくださるとき。
自分の中でも言葉に表せない悩みがあるときもありますよね。
このモヤモヤの正体は何なのだろう。
そういった時はまずは悩みはどこにあるのかを知ることから始まります。

自分の中に燻っている悩みの根っこがあるのに、それよりもだいぶ手前の、自分でも伝えやすい悩みから伝えがちになっていたり。
そういうことって割と多いんですよね。
例えば、本当は対人関係のことが悩みであっても言いやすい仕事が悩みで〜などと言ってしまう。
なので鑑定する際に仕事のことを見てお伝えをしますが、いつまでも心の霧が晴れない。
だって本当の悩みはそこじゃないから

なので他の占いを転々としてしまうんですね。
また自分のことでアレですが、私が占いジプシーだった時は自分の悩みを誰かに話すということがとても恥ずかしかったんですよ。
被害妄想なんじゃないか
自分の杞憂なんじゃないか
自分を否定されること受け入れられないことが怖いので、それこそ自分の中に既に答えが出ているような悩みは言えましたが本当に掬い取って欲しい悩みは言わなかったんです

そんなんスッキリしないに決まってるだろー!
と、当時の自分に言いたい

そして占い師ならきっと自分のこのモヤモヤを気付いて「くれる」、なんとかして「くれる」
相手にどうにかしてもらおう精神の塊で、自分の悩みを言わないくせに気付いてもらおうなんて烏滸がましいですね

もちろんしっかり見てくださる占い師の方はいらっしゃいました。
とはいえ、本当にどうにかしたい悩みであればまずは自分の中の悩みを自分で認識することが一番手っ取り早いかなと思います

ホロスコープを見ると、どこが心の中で引っかかっているのか、何が課題なのか分かってきます。
他人の目線から客観的に見て欲しい
今の現状を変えるきっかけが欲しい
自分自身を見つめる時間が欲しい
ホロスコープやタロットでその一歩を踏み出してみませんか?
