スタンドエフエムで、31回目を配信しました。
子どもと親の関係は、形を変えていきます。
わたしは、子どもたちから、どんなにバカにされていたとしても、嫌われたとしても、子どもたちの可能性を摘んでしまうような存在にはなりたくないと思ってきました。
わたしにできるのは、価値観を植え付けることではなくて、「経験を語ること」。
自分の時代と今を比べて、優劣、善悪で話すのではなく、わたしの経験からの視点を、人生の先輩として語り、子どもたちにとっての最善を引き出せるようにすること。
子どもたちは、きっと、わたしの言っていることなんて、ほとんど右から左だと思います。
でも、いつか、わたしの言っていたことを、「そういえば・・・」と思い出してくれる時があれば、嬉しいと思っています。
わたしが、親としてできる最大のことは、どんなときも、どんなことがあっても、いくつになっても、しあわせを願うこと。
親であるわたし以外に、心から、子どもたちのしあわせを願える人はいないと思うから。
ステキなパートナーに出会い、夢を語れる仲間と出会い、成長させてくれるメンターに出会い、たくさんの経験をして、人として豊かになってほしい。
そのためには、巣立ちという別れが必要なんだな・・・と感じています。
親と子は、あるときから、互いの生活から、少しずつフェードアウトしていく。
それは、ツバメの巣立ちの練習と一緒なんだと思いました。
わたしは、子どもたちと一緒に、自立のときを迎えているんだな・・・と思っています。