うちの二女、パンダ2号、中学1年生
13歳になりました。

子どものときから、ちょっと精神年齢が高めで
今ではもう30代くらいの思考回路で、しかも男です。
今話題のジェンダーアイデンティティ??
いえ、そもそも男らしいとか女らしいって表現もおかしいし、
そういうのどっちでもよくて、その人らしさがあればそれでいい、と私は思います。
 
で、でも現実の世界では、パンダは女子中学生としての環境で暮らしていかないといけない。
けっこうストレスも溜まってます。

さてさて

来月、ピアノの発表会があるので、只今練習中
曲目は、シューベルトの即興曲(変ホ長調作品90-2)


この曲、優しい旋律ともの悲しい旋律が順番子にでてきて、

最後は勇ましくジャン、ジャーンで終わる。
先日、ピアノのレッスンで、

 

ピアノの先生「最後のジャーンのところがよわいね、もうちょっと強くできない?

       ・・・ねぇパンダちゃん、なんかムカつくことないの」

パンダ「ある」

ピアノの先生「なに?」

 

パンダ「学校で掃除の時間にまじめにやらないやつがいて、ちゃらちゃらしてるのがムカつく、しかも、担任の前ではまじめにやってました、とかいうのが余計ムカつく」

ピアノの先生「じゃあそれ思い出しながら弾いてみよう」

 

演奏するパンダ

その後ろでずっと、「そうじしろ!まじめにやれよ!」と、ムカつく気持ちをあおってくるピアノの先生

最後の、ジャン・ジャーン!!

ピアノの先生「お、いいね、今度からそれでやって」

 

と言われたらしい。

それって毎回毎回ムカつくやつのことを思い浮かべながらピアノを弾くということ?

 

ストレス解消なのか、ストレス倍増なのかわからない。

 

さらに、

ピアノの先生「またなんかムカつくことあったら、これピアノに使えるって考えて、大事にとっといて」

 

なるほど、それはいい案ですね!

ってことは、パンダにとっては、そのムカつくやつのお陰でピアノの演奏がうまくなるということ。

 

だとしたら、ムカつく相手に感謝ですね。