写真を趣味にしていると次々と新しいカメラやレンズが欲しくなってしまいます
特にフィルムカメラは価格が暴落しているのでいくらでも買えちゃいます
気がつけば防湿庫が使わないカメラでいっぱいに・・なんてことも。

新しいカメラやレンズが欲しくなったときにどうやってそれを回避すればよいか
写真家のEric Kimさんがブログで「物欲に負けない方法」を書いています
とても素晴らしい記事でしたのでぜひ参考にしてみてください

以下、ざっくりとした和訳ですがご覧ください


1 自分の弱さを認める

アルコール中毒者のミーティングで「私は---という者です。私はアルコール依存症です」という風な自己紹介をする場面をみたことがあると思います。

まずは自分が誘惑に弱い一人の人間であることを認めることが重要です。誘惑に押され、自制が効かなくなってしまう弱さを持っているのです。


2 物理的な抑止力を持つ

私はお金があるとすぐにライカのレンズやワニ革のブーツなどに使ってしまう性格なので、お金を使ってしまう前にガールフレンドに相談することにしています。彼女は私の財布の「門番」として散財を止めてくれるのです。


3 物持ちな仲間と付き合わないようにしよう

モノより写真にこだわり、カメラの話より写真撮影についての話が多い仲間を見つけましょう。当然、みんなカメラの話も大好きですが、そういった話題は最小限に留めることができる仲間を探しましょう。


4 ひとつのカメラ、ひとつのレンズにこだわれ

複数のカメラを持っていた頃はストレスを感じていました。例えばレストランで何かを注文するときにたくさんのオプションが選べたら、ベストな注文をしたつもりでも納得がいかないことがあるかもしれません。しかし元から選択肢が無ければそんなストレスを感じなくても済むのです。


5 そのお金で他にどんなことができたか考えてみよう

新しいカメラやレンズは高価です。写真集や旅行やフィルム代といったことに使ったほうが有意義なはずです。

6 フィルムカメラを買いましょう

たとえばパソコンなどは4年もすれば古くなります。デジタルカメラも同じです。毎度のように画素数が上がり、より美しく写真を撮れるカメラが次々と発売されます。ひとつのモデルも4年も使えば型遅れになってしまうのです。


7 カメラやレンズのレビューwebサイトを見ないこと

カメラやレンズのレビューサイトを見ることにたくさん時間を使うのはあまりおすすめできません。chromeやFirefoxのアドオンでそれらのサイトを見れないように設定することをおすすめします。


8 ボケやシャープさはそこまで大事では無い

ストリートスナップにおいてはボケやシャープさはそれほど重要視されていません。偉大なストリートフォトグラファーの写真を見て「素晴らしいボケだ!」「なんてシャープなんだ!」などという人はいないでしょう。


9 決して満足することは無いと気づくこと

モノでは真の幸福を得ることはできません。すでに散々言われてることですがこれが真実です。


10 たいていの物欲はただモノを自慢したいだけである

多くの人は購入の動機を「投資」だと言って正当化しようとします。しかしぶっちゃけてしまえば、私含めほとんどの人はモノを自慢したいだけなのです。


ERIC KIM STREET PHOTOGRAPHY BLOG



以上、物欲に負けない10のコツです

友人知人と過ごすかけがえのない時間こそが真の幸福をもたらす
とEric Kimさんは締めくくっています。

物欲に負けそうになったときこれらを思い出し
有意義にお金を使えるようにしましょう