少女は線路の方へ
友人は止め切れず学校へ走った
線路から学校まで20分程だ
途中 サイレンの音がした
学校へ到着して級友と職員室へ駆け込んだ時には、そのサイレンが少女の事態を知らせたものだった
前日までに降り積もった雪は
線路脇の柵を乗り越える高さであった
線路の向こう側には少女の家がある
もう一度向こう側の柵を越えれば
今日の辛さから逃げる事も出来た
それが出来ない辛さとは
今日の一日では納め切れない
少女にとってこの先も苦しめ続ける
いじめという加害者達の存在から
永遠に逃げるしかない辛さだったのだろう
9日は第三回非公開の調査がある