・基礎について
建築地は地盤が弱く埋立地で低海抜と悪条件であるが、瀬戸内地域ということで大地震は起こりづらく気候も穏やか。
地震の際には不同沈下や液状化現象を最も懸念すべきであるため、
不同沈下に強いベタ基礎+液状化に強く土地の資産価値にも強い砕石パイル工法が理想。
基礎は工期が伸びてでも養生期間を2ヶ月以上とる。
△配筋ピッチ
△かぶり厚さ
△立ち上がり高さ
△塩化物含有量
△水分量
△圧縮強度
など確認すべき事項は多岐に渡るが、特に寿命に影響するかぶり厚は厚いほうが好ましい。
また配筋時点での鉄筋のサビがよくあるが、基礎の寿命が鉄筋の錆である以上ないほうが良い。
・梁・柱等の構造材について
仕口欠損の少ない金物工法が良い。2間以上スパンは飛ばさない。
土台大引は桧か米松の注入。
真壁和室の柱は桧集成の化粧無節薄。充填断熱の幅確保のため和室のみ120角もありか?
その他柱は集成RW、次点でHB(杉+米松集成)。
2階と小屋梁はHB、荷重がかかる部分は集成米松。
床合板受けはDB(乾燥米松)。
ただし樹種はコストと相談。
・耐力壁について
断熱材として吹付けウレタンは確定なので、下地材としても構造用合板を全外周囲に用いる。
透湿抵抗を重視しハイベスト(壁倍率4、透湿抵抗2m2・h・mmHg/g)。
内壁の耐力壁は収まり重視で筋交い。
開口は熱の逃げ道でもあるので、耐力壁の配置を優先する。
・屋根について
最もシンプルな切妻で、910モジュールで最も材効率の良い4.5寸勾配の和瓦とする。
※910あたり垂木長が997.893とぎりぎり1000以内に収まる。
庇の機能のため、軒の出・妻の出は極力出し、和瓦の割付に合わせ調整。
軒先形状カネ。