知ろうとする行為を非難なんて
結滞で無神経な発想なのかしら
いっそ、あなたの思惑を逸脱した
可愛い家鴨の様に騒ぎ立てて嗤おうか

意外に中途半端な意識で振り向かれて
上唇の左の方が厭に逆剥けている

皆同じ様に興味を持った所で
形の無意味さに気付いた頃
もう一つの理由に早く感付けば
後ろの秘め事を知らずに済んだの?

折角 月が欠ける寸前の夜に、背中に
理不尽な痕跡を残してあげたのに

そんな隙間も埋める間柄だったら
この先も謙虚の無い悪戯になっちゃう


こんな夜には意識が水の中に飛んで
…早く会いたくなくなれば良いのに。