核融合炉
核融合炉,それは人工的に太陽を作り出すこと。宇宙太陽光発電は,太陽光のエネルギーを24時間ずっと得ようとするもの。核融合炉は,もういっそのこと太陽を作っちゃえ,というもの。過言な部分もあるが,ざっくりとしたイメージはそんなところだと思う。太陽の中では,水素と水素が核融合してヘリウムができている,と考えられている。一方,核融合炉は重水素と三重水素が核融合してヘリウムができる。太陽は約15,000,000度くらいと考えられているけど,核融合炉の中は約200,000,000度くらいになる。という違いはある.が,これが実現したら,原料となる重水素や三重水素は,どの海底にも豊富に分散していて,今の全世界の原発発電量で,2000年分以上の原料あるとも言われている。(様々な仮定の元だが。参考は,「トコトンやさしい核融合エネルギーの本」(日刊工業新聞社))つまり,技術さえあれば燃料をめぐる国同士の争いが無くなるということ。放射能の危険性はゼロではないが,現在の原発と比較すると,暴走の可能性も極めて少なく,放射線リスク指数も100分の1以下,燃料サイクルも原発内でできるという優れもの。現在開発中で,実用化は2050年を目指そうとしていたが実際のところどうなのやら。日本にも,核融合炉はあって炉内温度500,000,000度達成でギネス記録らしい。技術的ハードルも高いが,それを運用する人・組織が追いつくかどうかと言うハードルも高いだろう。でも,そんな可能性を秘めているという事は知っておきたいと思う。