昨日、海外のデザイナーズ家具や食器、日本の伝統工芸品などを扱うネットショップ、designshop(デザインショップ)さんに、『企業診断』4月号の連載のための取材に伺ってまいりました。
ただ今原稿が一通りまとまり、ハーブティーをすすっているところです^^
このところ、仕事でモダンにアレンジされた伝統工芸品に触れることが多いのですが、designshopさんはまさにそれらの情報の発信源。
わくわくするようなお話がたくさん聞けて、たいへん勉強になりました。
例のごとく、3月末の発売日前には取材こぼれ話をこちらに更新しますので、どうぞお楽しみに☆
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お待たせ致しました!
記事に載せきれなかった写真やエピソードをお届けします。

南麻布の住宅街をぐんぐん入っていくと現れる、3階建てのビル。
1階にdesignshopの店舗とオフィスがあります。

パリかニューヨークかヘルシンキか…という雰囲気のファサード。
最近日本にもこういうたたずまいのお店が増えていますね。
それでは、中にお邪魔します。
柳宗理のチェアとクッション。シンプルなのに部屋の空気を決めてしまうほどの存在感あるアイテムです。
この業界の特徴は、『機能<デザイン』を貫くこと。暖房器具も例外なく。

ショップはショールームを兼ねているため、商談スペースがあります。
小雨の降る極寒の2月のある日のお昼前、やわらかいオレンジ色のライトの下で、フィンランドの伝統工芸品、ヒンメリの影が揺れる中お話を伺いました。素敵な仕事場。
日本の伝統的なかごも、この空間にあってはおしゃれにしか見えません。
オーナーの故郷、岩手県が愛する作家、宮沢賢治の作品がアートに。

こちらがオーナーの森博氏です。
後ろの白い壁はスイスの家具ブランドUSMのModular Furniture。
パネルのようなデザインのキャビネットで、事務所とショップのパーティションの役割も果たしています。



記事にも書いた通り、今の韓国のクラフトは作家の一点ものが中心ですが、外貨を獲得するためにプロダクト化しようと国を挙げて取り組んでいるそうです。
2011年に韓国で開かれた『CRAFT TREND FAIR』には、森氏は岩手の伝統工芸品の立役者としての功績を買われ、講演をされました。
キュレーションにも協力され、多くの作品がこのショールーム兼ショップから選ばれました。


秀衡塗のプレート。秀衡塗は中尊寺金色堂のような金箔ゴテゴテの作風が一般的ですが、現代風にアレンジして、控えめな金箔使いと拭き漆のマットな質感で森氏による新たな解釈が産み出されました。

森氏の出身地、岩手県の南部鉄器も伝統工芸品の現代的解釈による再生の筆頭に挙げられます。
中国の富裕層にはやかんとしての鉄瓶が、フランスには特別にホーロー引きされた急須用の小さ目の鉄瓶が人気なのだとか。

妥協のない世界観が作られた、素晴らしいショップでした。
ネットショップが主軸で、こちらもミニマルでクリーンなたたずまいが素敵です。
ライフスタイルショップは、文字通りライフスタイルを演出する空間です。
その空間にあるべきものは何か?妥協せず追及できる人こそが、人々を惹きつける完璧な世界観を作り出すことができるのでしょう。
次号の5月号は、東京を離れ、福井県鯖江市を本拠地とする木製雑貨ブランド、Hacoaさんです。
お楽しみに☆









