こんにちは、堀川久美子です。
今回は、起業がまだうまくいっていない人から
時々耳にするワード、
”えげつない価格”
について。
”えげつない”とは、辞書によると
①度を過ごして露骨に表現するさま。露骨で、いやらしい。
②やり方に思いやりや人情味がない。情け容赦もない。
という意味です。
つまり、
常識を逸脱した価格設定、
消費者想いでない価格設定、
といった意味で使われているのだと思います。
そして、この言葉を使う人たちには、
その商品や企業・起業家に対して
怒りと妬みをあらわにしているのを感じたことが
度々あります。
でも、
この言葉を使う前に、
起業家を目指すのであれば
経済の仕組みについてちょっと確認してみましょう。
資本主義経済では、
価格は需要と供給のバランスで決まります。
ダイヤモンドが高額なのは、
希少価値が高く、また欲しい人がたくさんいるので
価格が上がるのです。
逆に、地方の田舎の戸建て物件が
都心では考えられないほど安いのは、
住みたい人が少なく
安くてもいいから売りたい人が多くいるからです。
そして、ダイヤモンドがどんなに高くても
お金を出す人がいるのは、
ダイヤモンドが単に美しく優れた鉱物であるだけでなく、
その価格のものを所有するのに
ふさわしい自分であるという自尊心を満たしたい人がいるため
購入可能なレベルで高価であればあるほど
その人にとって価値があるのです。
逆に、価格に見合う価値を感じない人が多ければ、
買う人が減っていくので
価格は下がっていきます。
また、ダイヤモンドやブランド品などの高額商品
だけによらず、
ものの価格には
実際の機能・品質に対する価値
と、
感情を満たす価値
があります。
買う人にとって感情を満たす価値があり、
実際の機能や品質にも満足かまたは
折り合いを付けているのであれば、
それは売る側と買う側で成立する取引であり、
ただそれだけで”悪”と決めつけるのは違います。
”えげつない価格”に感じる商売で
成功してる企業や起業家からも
学べることがあると思います。
フラットな視点で観察してみましょう。