翌日、先日空振りしたウェーブロックへのツアーに無事参加。英語ガイドツアーと混載バスのため、日本人グループはバスの後部を陣取り、専用イヤホンでガイドさんの説明を聞きながら長ーい旅が始まる。
パースの街を離れると途端に広大な牧草地が現れ、ウシ
や羊
やはたまエミュまで人っ子一人いない大自然が果てしなく続く。オーストラリアは人間よりカンガルーや羊の数の方が多いというのに納得。道中には街灯もなければお店も当然なく、途中トイレ休憩等に立ち寄る所にだけ小さな町がある感じ。この時期はちょうどワイルドフラワー
が咲き始める時期で、所々シンガポールでは見られないお花がキレイに咲いていた。
ウェーブロックへの日帰り旅は往復で750km程かかるローングラン。移動のバスの中ではほぼ爆睡状態。バスは座席が広々してて、ムートン?の座席カバーのおかげかとても心地よい。
途中牧羊に使われた犬
たちのお墓を見学。牧羊犬は家族同様に大切にされたため、亡くなると家族同様に手厚く葬られたらしい。幸せなイヌたち
。
その後ランチ前にアボリジニの女性達が神聖な場所として出産時に使用したと言われるヒポズヤーンというカバの口に似た岩を見学。
ランチ後はいよいよウェーブロックへ。
ウェーブロック
は一定方向から吹いてくる風、砂、雨などで長年に渡って侵食されできた高さ15mの巨大な岩。
ほんとに押し寄せる波のようにキレイな弧を描いていた。階段を登って波の上部にも行くことができ、遠くオーストラリアの風景を見渡すこともできた。でも・・風強く、結構さむかった・・・。でもでも6時間かけていく価値はあると思う。うん。
パースへの帰り道、人口16人の小さな街に立ち寄り、そこでアフタヌーンティ
をいただく。手づくりのいろんなお菓子はどれもおいしく、たくさん食べちゃった!
17時を過ぎると辺りはすっかり暗く、街灯の無い中を年配の運転手さんはガンガン飛ばしていく。途中他の車に会うこともほとんどなし。21時頃やっとパース到着。ほぼ12時間!!!運転手さんお疲れ様でしたー。ガイドさんもね!
翌日はお昼からのピナクルズサンセットツアーの時間まではフリー。ゆっくりめに起きて、あるいてワイルドフラワーが咲き乱れているというビクトリアガーデン
へ。途中坂道もあるけど、天気快晴で心地よく歩ける。
ビクトリアガーデンは高台になる広大な公園で、いろんな種類のお花が咲いていてとてもキレイだった。のんびり散歩を楽しんでいる人たちは学生のグループもいた。
ピナクルズへのツアーは日本人のガイド兼運転手さんともう一人別のガイドさんと私たちだけというコンパクトツアー。二人ともワーホリをきっかけにガイド仕事をしているとのこと。話易く、長い道中楽しく過ごすことができた。
途中、野生のコアラ
が見られるワールドパークに寄り、コアラを7匹ほど発見。かわいい・・。
ピナクルズへの道中には車に轢かれたカンガルーたちが横たわってたのにはびっくり。
カンガルーは夜行性で、夕方以降になると道路に出てきて、時に車と衝突してしまうらしい。
ピナクルズはパースから250kmほど離れた場所にある。原生林が枯れ、中に堆積した石灰層だけが残ってできたもの。前にトルコでカッパドギアを見ているので、それほどの感動はなかったけど、その日は快晴で夕日に映えるピナクルズはとてもキレイだった。
夕食はレストランで3コース。ボリュームが結構あったけど、ほぼ完食。デザートは甘すぎて挫折。
その後は満点の星空見学
へ。天の川、南十字星などプラネタリウム状態。シンガポールでは人口の光が多すぎて、星空はほとんど見えないので超感動。お天気良くてホントラッキーでした。
ホテル着は23時頃。ガイドさん達ありがとー!
そして翌日お昼の便にてシンガポールへ帰国。また暑い日々が戻ってきちゃいました。。
パースはこじんまり、のーんびりの街。5日間で充分満喫できました。


