ホテルで朝食を5時半にとって、6時すぎにはルクソール空港へ。
9時半にはカイロに到着。もっといたかったルクソール
カイロはアフリカ大陸の1/4の人口が住むだけあって、ごちゃごちゃザワザワ。
エジプトポンドが底をつきてきたので、途中町の銀行に寄ってもらうことに。日本同様、無機質な感じで窓口も含め、働いているのはほとんどが男の人でした。20米ドルを交換し、約110エジプトポンドになりました。
その後、渋滞をくぐり抜け、観光バスがずらりと並ぶ「エジプト考古学博物館」へ。内部はカメラNG。
ロゼッタストーンのレプリカは大英博物館で本物を見た際には、その重要性がピンときてなかったけど、エジプトを訪れた今、やっと認識。(遅)。
2階はほとんどツタンカーメンのお墓から見つかった副葬品の数々が展示。あのせまーい空間によくこれだけ・・と思うほどどっさり。その価値はアメリカの国家予算1年分に相当するらしい。ということは、もっと大きいお墓をもったファラオたちの財宝の価値といったらいったい・・・。
お墓にあった人型棺は3つあるうちの一番外側のもので、残りの2つはこの博物館にありました。エジプトにくるまで、人型棺が3つの入れ子状態だったと知りませんでした。。
他にも棺を納めていた厨子(ずし)も4つの入れ子ですべて金箔が貼られた豪華なもの。玉座や乗り物、実際に使っていたであろう武具も展示されています。
そして、空調管理がしっかりされた別室にはあの有名な黄金のマスク
。11kgもあるこのマスク、煌びやかでほんとに美しい
金だけでなくラピスラズリのブルーが印象的でした。マスクだけでなく組んだ両手の上に被せてた手袋やベルトなどもキンキラキンの黄金![]()
ツタンカーメンの展示品だけでおなかいっぱいになりますが、もうひとつ見逃せないのが別料金のミイラ室。今回さんざんお目にかかってきたラムセス2世やハトシェプスト女王などのミイラがさむーいお部屋に安置されています。ミイラによって、ご神体そのものが見えるもの、まだ包帯にぐるぐる巻きにされたものなどいろいろ。髪の毛や歯もしっかり残っていました。3000年以上も前の人たちにこうして出会えるなんて・・・。感動![]()
45分程度の自由時間はあっという間に終了。館内はほんとに大混雑でしたー![]()
それから車で移動し、ナイル川やカイロタワー、水道橋などを横目に、世界遺産のイスラーム地区外れにある城塞シタデル内にある「ムハンマド・アリ・モスク」へ。
1824年に建てられたオスマン様式の巨大モスク。中庭には身を清める泉亭、優美な時計台もあります。この時計台、ルクソール神殿にあったオベリスクをパリのコンコルド広場に差し上げた返礼として贈られたもの。でも残念ながら故障して動いてないのでした![]()
中には天井から吊るされたランプの数々。トルコ
のブルーモスクを思い出しました。そしてムハンマド・アリ自身が眠る霊廟もあり、コーランの原書も保管されています。
観光後はナイル川に浮かぶ?レストランでランチ。ここでは「コシャリ」というご飯と短いパスタをトマトソースで炒めたみたいなエジプトの国民食とデザートビュッフェ。コシャリ、写真撮るの忘れちゃった。。






