これまでいろんな国々に行きましたが、21カ国目となる今回の旅先は初のアフリカ大陸上陸!行き先はエジプト
エジプトは冬がオンシーズン。チャイニーズニューイヤーを利用して、5泊8日の旅
またもや直前に決めたので当初エアチケットがキャンセルでしたが、無事催行
シンガポールからはドバイを経由して約13時間。夜SQでシンガポールを発ち、カイロには朝到着。
ホセさんという英語ガイドの出迎えで一旦ホテルにチェックイン。
ホテルでアドさんという日本語ガイドと落ち合い、私たちだけの専用車で観光へ出発。
まずはダハシュールで赤のピラミッドと屈折のピラミッドを見学。
カイロから車で1時間くらいの所にあるこの砂漠地帯に忽然と現れるピラミッド
朝も早いので観光客は私たち以外は大型バス1台のみ。
屈折のピラミッドは遠くから見るだけだったけど、赤のピラミッドは中に入ることができます。
赤のピラミッドは高さが105mあり、その中腹に入り口があります。そこまでは長ーい階段をひたすら登っていきます。内部へは急で狭い坂道を中腰状態でぐんぐん下ります。もうこの時点で既にモモぱんぱん
人とすれ違うのもやっとな狭さ、そしてアンモニアの臭い
マスクと軍手していって大正解![]()
奥深くにある玄室?は広々
ここは石棺も何も置いてなかったけど、5000年近くも前に造られたとは思えないほど状態がキレイでした。ただやっぱりちょっとムシっと暑い。。冬だからまだいいけど、夏はどうなることやら。
(ピラミッドパワーを信じるアメリカ人グループが許可を得て、ここに寝泊りするとこのこと。外までトイレ行くの面倒、だから臭い、らしい。)
内部ではカメラはNGなのですが、欧米人は撮りまくってました。そこで私たちもこっそり?携帯のカメラで撮影しちゃいました
外に出ると涼しーーい
一面に広がる砂漠を眺めながら、ピラミッド上でしばし休憩。うーん、贅沢![]()
しょっぱなからこの迫力でこの先いったいどうなるんだろう。。。
お次はメンフィスへ。メンフィスは古代エジプト最初の首都です。
ここにはラムセス2世の巨像が横たわってます。地震で足首から下が破損してしまったので寝かされてます。その大きさ20mくらいかな。キレイなお顔だち。
その外には大理石の一種であるアラバスターでできているスフィンクス君が鎮座。高さ4.25mしかないのに、あの有名なギザのスフィンクスに次いで2番目の大きさだそう。2番目にしてはちっちゃいなーというのが印象。
そしてラムセス2世の立像もいます。でもこれはもともと違うファラオ(国王)の像で名前だけ書き換えているのでした。高さは7m。
ラムセス2世は古代エジプトのヒーローと呼ばれ、いろんな場所で登場してきます。建築王でもあり、今回は行けなかったけど、あの有名なアブ・シンベル神殿も造ったお人です。
お次はサッカラ。メンフィスが首都だった頃、ネクロポリス(死者を葬るための町)でした。
ここには世界最古のピラミッド「ジェセル王の階段ピラミッド」があります。
王や位の高い人はもともと直方体の形の墳墓(マスタバ墳)に埋葬されていましたが、ジェセル王の時代、このマスタバ墳を積み重ねることで階段状のピラミッドが造られました。高さをつくることで王の魂を昇天しやすくしたからと考えられています。
やわらかい石でできているので毎年修復しているそうです。
そもそもピラミッドは単独で存在するものではなく、その周りにはパピルス柱の柱廊、参道、祭殿などもあり、王の再生・復活を祈るためのピラミッドコンプレックスを形成しています。
観光後は定番のお土産やへ。今回は絨毯。この辺りのこどもたちはカーペットスクールと呼ばれる学校に行き、絨毯の織り方を習います。絨毯の糸はとても細いので指が細いコドモの方が上手に操れるかららしい。でも、学校というよりどう見てもただコドモを働かせているファクトリーでは?
実際絨毯織りをやらせてもらったけど、根気のいる作業で大変なお仕事。。
売られている絨毯はいろんな図柄があって美しかったけど買わず。
この後、ローカルレストランでランチ。金曜日はイスラムの休息日なので、コドモ連れのローカル人もたくさん。広場では微妙なキャラクターの着ぐるみたちが踊ってました。
エジプトの食事はおいしくない、と以前トルコ旅行の際聞いていたので期待していなかったのですが、なすの炒め物や米をぶどうの葉で巻いた蒸しものなど意外に口に合うかも![]()
アエイシというエジプトパンは焼き立てで超おいしい
香辛料の効いたピーナッツクリームみたいなものやチーズをつけて食べました。
生水、生野菜はお腹をこわすもとになるので避けてましたが、うっかりフレッシュジュースを注文。でもお腹は大丈夫でした
ここまでは。
ガイドのアドさんはランチ後、お祈りに行ったきりなかなか帰ってこない。。金曜日の礼拝はとりわけ重要なんだそうな。アドさんは敬虔な信者なのでした。
15時頃、ホテル「アマランテ ピラミッド」へ。一応5つ星のホテルですが、どう贔屓しても3つ星程度。まあそこはエジプト。お湯がしっかりたっぷり出ただけでもありがたや。
結婚10周年記念と私の誕生日のお祝いも兼ねた旅行なので、部屋にはウエルカムフルーツやパピルス、そしてチョコの花束
のプレゼントが
カードも添えられ、「ご結婚10週年おめでとうございます」の文字。ちょっと待って。10周年では??まあそこはエジプト。カードにはステキな桜の図柄が![]()
ちょっと休憩して、ホテル周辺を散策しにお出かけ。ほんとはスーパーマーケットに行きたかったけど、見当たらず、偶然見つけた小さなデパート?に潜入。5階建てくらいで、衣服やら日用品やらいろんなものが所狭しと売られていました。どう見ても観光客は来なさそうな場所なので、すごく浮いた存在の私たち。
ちょっと散歩するだけでも新聞やさんや果物やさんなど、エジプト人の生活を垣間見れて楽しかったな







