3日めの午前中は半日市内観光ツアーに参加。聴覚障害のある3人と一緒になりました。彼らはホーチミンなどを周って、この日の夕方の便で日本
に帰るとのことでした。
まずは「ホーチミン廟」から。ここにはベトナムを独立国家に導いた英雄ホーチミンさんの遺体が安置されています。カメラ・手荷物の持ち込みはもちろん、私語もNG!!2列に行儀良く並んで止まることなくガラスケースに収められた遺体の周りを一方通行で歩き抜けます。遺体の周りには4名の軍人が警備についていました。
ホーチミンさんの遺体は毎年10月にロシアへ送られ、防腐処理効果が施されます(赤の広場のレーニンと一緒だね。)その姿は髪やひげもきちんとあり、蝋人形のようでした。
ホーチミンさんは生涯独身で過ごし、ベトナム繁栄のために尽力しました。ベトナム人は親しみを込めて「ホーおじさん」と呼んでいるそうです。
ホーチミン廟の隣にある広場で1945年ベトナムの独立が宣言されました。ここには大きな国旗が掲げられています。 軍人もあちこちにいて、物々しい雰囲気でなんだか「北」のような雰囲気。さすが社会主義。
次にホーチミンさんが晩年を過ごした住居と官邸跡へ。四季があるハノイは夏は高温で蒸し暑いため、住居は高床式になっています。木造の家屋は窓が大きくとられ、風通しよく設計されています。
続いて「一柱寺」。1本の柱の上に3m四方の仏堂をのせたお寺です。昔王様が観音様の夢を見た後に子を授かったため、感謝の意を込め造られました。
お次は学問のシンボル「文廟」。孔子が祭られ、境内にはベトナム初の大学が開校されました。
の石像が多数あり、それぞれに科挙試験の合格者の名前が刻まれています。今でもベトナムの受験生は全ての亀の頭をなでて周り、合格を祈願するそうです。私もなでて周りました
頭よくなりますように。
最後はハノイの中心地「ホアンキエム湖」。ちょうど新年のお祝いのため、一部の道路が封鎖され、色とりどりの花などが飾られ華やかな雰囲気。
車とバイクが入り乱れ、空気の悪い街なかにおいて、まさにオアシス
でした。橋を渡り、湖に浮かぶ島にある神社を見学。ホアンキエム湖に生息していた亀の剥製が展示されています。ツアーはこれで終了。
ランチはフランス料理レストラン「グリーンタンジェリン」へ。フレンチヴィラを改装したお店はとてもおしゃれな雰囲気
ランチコースはメインとデザートだけですが、どちらもとてもおいしかったです![]()
午後は翌日の水上人形劇のチケットを買い、街をブラブラ。フランス統治時代の建物が所々にあり、とてもステキなのですが・・・なにしろ車とバイクが凄くて、気分よく散策できないのが現実。マスク必須![]()
お目当てのお店はなかなか見つからないし、道路も入り組んでてわかりにくい![]()
そんな空気悪い中でも道のいたるところで「青空カフェ」?が。プラスチックのイスみたいなものをテーブル&イスにして、お茶飲んでたり、何か食べてたり。クラクション鳴りっぱなしの殺気だった交通事情とは裏腹に、なんだかホッコリする光景![]()
われらは大気汚染から逃れるため「パリ・デリ」で休憩
。名物の特大プリン
とベトナムコーヒーを堪能。
プリンはカラメルがほろ苦くてとてもおいしい
大きいので二人で半分こ。言わなくてもちゃんとスプーンふたつ付けてくれました。シンガではこういうサービスあんまりないんだよね。お皿もとりわけ用にちゃんと出してくれたりとか、日本人のサービスに近い感じがしました。見習って欲しいわー、シンガのお店も。
カフェ近くの「ハノイ大教会」は普段ミサの時間しか開放されていませんが、運良くこの日は結婚式が行なわれており、中を拝見することができました。ステンドグラスが美しい
やっぱり教会って好きだなぁ。。
またもテクテク街歩き。道端ではすげ笠をかぶった人たちが天秤をかついで、フルーツや野菜などを売って歩いていました。
「大劇場(オペラハウス)」。パリのオペラ座を模して造られました。残念ながら公演以外は中は見学できません。外側からだけでもその優美な姿を堪能
目の前は大渋滞だけどね![]()
近くにはオペラハウスのイメージに合わせて造られたヒルトンホテルがあり、そこのロビーでバイオリンの生演奏を聞きながら休憩し、そのままホテル内のベトナム料理レストラン「バーミエン」でディナー。どれもおいしいけど、味付けがちょっと甘いかな。。この日はこれでおしまい![]()











